謹んで新春のご祝詞を申し上げます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
「立命館大学新聞」が創刊されたのが1945年12月。一時途絶えることもありましたが、名を変えながらも発行を続け、今年で80年目を迎えます。
私たちは創刊以来、立命館大学に学び研究する全ての学生のための新聞を目指して、読者第一の報道を心がけてきました。その中で私たちは、紙面だけでなく、ウェブサイトや交流サイト(SNS)を通じた報道にも力を入れてきました。
2024年は、SNSの影響力を再認識させられた1年でした。さまざまな情報が大量に交錯する中で、自分と似た価値観だけが流れる閉じた情報環境「エコーチェンバー」現象や、報道やマスメディアに対する不信感も顕在化しました。
そうした状況下において、私たちは、紙面はもちろん、ウェブ記事やSNSにも力を入れ、時事的な情報を正確かつ迅速に届ける責任があると認識しています。
これからも私たちは、学生の皆さまの役に立てる情報を伝えるとともに、学生目線で広く社会に問題提起できるよう、信頼と期待に応えられる取材報道に努めてまいります。
皆さまのますますのご多幸を心より祈念しますとともに、本年も変わらぬお引き立てのほど、お願い申し上げます。