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学内から学外へ 立命館大学鉄道研究会

衣笠キャンパス、びわこ・くさつキャンパス(BKC)を拠点に活動を展開する本学大学鉄道研究会。機関紙の発行や学園祭での出展活動の傍らで、本年度は地域と一体となった活動にも取り組む。学内での枠を超えて活動する同研究会部員に聞いた。

2022年には草津市からの要請を受け、同研究会は史跡草津宿本陣(滋賀県草津市)にて9月23日から25日の3日間で開催されたイベントに協力。東海道において交通の要所であった草津宿と滋賀県の鉄道をかけ合わせ、子どもたちを中心に学びと遊びの場を提供した。開催された三日間の来場者数は当宿の月平均来場者数を超える盛況ぶりであったという。三日間のイベントを通じて福田さんは「改めて自分たちの住む街、関わっている街を知る機会になった。楽しそうな参加者の姿を見れたときやってよかったなと思えた」と振り返った。

同研究会は、さらに活動の幅を広げている。日本での鉄道開通150年を記念して昨年10月10日に行われた「NHKラジオ鉄道大博覧会」では地元ローカル線を舞台に自作したアナウンスを発表。最優秀賞に輝いた。獲得した賞について福田さんは「地元の路線を全国に発信できて、さらに評価されたことが嬉しかった」と語っていた。

2022年度衣笠祭典での様子

(奥野)

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