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OICに国際交流会館 19年秋誕生 新たな異文化交流拠点に

分林保弘氏は日本M&Aセンターの創業者である

 大阪いばらきキャンパス(OIC)に「分林保弘(わけばやしやすひろ)記念国際交流会館(仮称)」が誕生する。名称には、同館への寄付を行った本学OBの分林保弘氏の名前が冠される。現在、建設工事が進められており、今年9月末に利用開始予定だ。

アジアのゲートウェイへ

 同館の役割は主に2つだ。1つは来年度OICに新設されるグローバル教養学部の留学生が中心に入居する国際寮。もう1つはOICの教学コンセプトである「アジアのゲートウェイ」を体現する施設として学生や留学生に交流の場を提供する。

建物は5階建てで、2階の半分と3~5階には寮計200室が設けられる。2階のもう半分は日本文化を体験できるエリアで、展示スペース、日本庭園、和室、分林氏の記念館が設置される。1階全体の広大なスペースは学生が交流するための場となる。多目的ホール、キッチン、カフェ、食事スペースが設けられ、語学学習を通じたコミュニケーションだけでなく文化体験を通したより自由な交流を促す。同会館2階の日本文化を体験できるエリアは、寮生でなくても本学学生なら誰でも自由に使用できる。

内装や展示物の内容は今後決定される。(今嶋)

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