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男子バスケットボール部・満尾竜次選手 創部初のプロリーグ加入

本学男子バスケットボール部の満尾竜次(経済4)が、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ「B.LEAGUE」の1部に所属するファイティングイーグルス名古屋に、2022-23シーズン特別指定選手として加入した。創部以来初のプロ選手となる満尾に、本学バスケットボール部での活動や加入決定後の心境などについて話を聞いた。

創部以来初のプロ入りを果たした満尾

―加入決定後のご自身の心境をお聞かせください。
安心の気持ちが大きかったです。今年度の関西学生選抜に選ばれたことをきっかけに、プロの道を意識し始めました。就職活動をするかも迷いましたが、プロを目指すことを決心してからは、バスケットボール(以下、バスケ)だけに集中してきたので、何よりもまず安心しました。

―関西学生選抜までプロ入りを意識していなかったとのことですが、入部から現在まで本学バスケットボール部ではどのように過ごされてきたのでしょうか。
高校までは無名校でしたが、立命館は強豪校出身のメンバーばかりだったので、最初は練習についていくのがやっとでした。ですが、他人と自分を比較する必要はないと思い、ただバスケが上手くなりたい一心で練習に取り組みました。今思うと、この考えが上達につながったのかもしれません。

―印象に残っている試合や活動などはありますか。
今年度のリーグ戦で、昨年度優勝校の京都産業大学に勝てたことです。チーム全体で頑張った結果ですし、自身の練習の成果もでたと感じました。

試合以外だと、4回生になってから監督が代わったことも大きな転機だと思います。練習内容が基礎を重視するものに大きく変わり、プレーもポジションに関わらず自由に動くスタイルになったのですが、それが自分には合っていたと思います。

―今回、ファイティングイーグルス名古屋に加入した経緯は何だったのでしょうか。
ファイティングイーグルス名古屋とは以前から練習試合をさせていただいていました。今年度のリーグ最終戦で声をかけていただき、そのまま加入の手続きをしました。昨年の秋ごろから練習や試合にも参加しています。

―大学とプロチームでは練習内容なども変わるのでしょうか。
やはり大学とプロチームでは大きく異なります。立命館のときは基礎を重視したメニューを長時間かけて練習しましたが、プロでは基本的なことはできて当たり前なので、質の高いメニューを短時間で終わらせようという感じですね。

―ポジションは本学のときと同じでしょうか。
立命館では主にパワーフォワードをしていましたが、ファイティングイーグルス名古屋ではシューティングガードやスモールフォワードをしています。

パワーフォワードはインサイド(リングにごく近いエリア)でプレーをするポジションですが、シューティングガードやスモールフォワードはアウトサイド(リングから離れたエリア)から得点を狙います。高身長でありながらアウトサイドでもプレーできることが自身の強みだと思うので、それを活かしたいです。

―今後の目標をお聞かせください。
まずは試合に出続けることです。自身の強みを活かして、チームに貢献していきたいです。

―最後に本学学生へのメッセージをお願いします。
自分が伝えたいことは、何をするにもメンタルが大事だということです。自分自身、無名の高校から強豪の立命館に入って、最初は練習についていくのも大変でした。それでもプロ入りできたのは、自分と他人を比較せず、ただ必死に練習したからだと思います。立命館の学生のみなさんも強いメンタルで何事にも取り組むことが大切だと思います。

(聞き手・下田)

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