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[戦後80年]「言葉を紡ぐ過程に意味」 倉本芽美さん

倉本芽美さんは、本学国際平和ミュージアム(京都市北区)で学生ガイドとして活動している。

倉本さんはミュージアム来場者への展示説明などを担う=6月22日、京都市北区

「私ができるのはきっかけづくり。訪れる学生らと、比較的年齢の近い自分がどう思ったのかを伝えたい。ただ資料を見るだけでなく、誰かの言葉で聞けば分かるということもあるかもしれない」と話す。

「展示を見て、私が問い掛けて、答えが返ってくる。やり取りの中で、言葉を紡ぎ出していく過程に意味がある」。対話を大切にしているという。

「自分の思いを伝えたい」と倉本さん=6月22日、京都市北区

卒業後は、核兵器廃絶のために活動する団体で活動を続けていく。「10年後には、全然違うことをしているかもしれない。でも、しばらくは核兵器の問題に関わっていたい」

くらもと・めみ 2002年、広島県出身。核廃絶運動に取り組む学生団体「KNOW NUKES TOKYO」(東京)共同代表。

 
(吉江)

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