中学校部活動の地域クラブ「いばりつバドミントンクラブ」の第1回バドミントン教室が9月14日、本学大阪いばらきキャンパスOICアリーナで開催された。本学体育会バドミントン部と茨木市教育委員会が連携して実現した。
指導を行う部員茨木市の公立中学校にチラシが配布され、中学生84人が参加した。競技年数ごとにグループが分けられ、茨木市教育委員会の推薦を受けた部員が技術を教えた。
参加した中学1年生は「部活で習わないことも優しく教えてくれた。これからも練習して上手くなりたい」と意欲を示す。
同部の主務を務める久保田高徳さん(文4)は「4月から準備をしてきた教室が実施でき、ホッとしている。多くの方に来ていただけてうれしい限り」と満足した表情を見せた。
少子化などの課題から全国で部活動を地域展開する改革が進められる中、「いばりつバドミントンクラブ」は大学・自治体・企業が一体となって運営する地域連携モデルだ。
茨木市からの補助金、久保田さんが獲得した「立命館challenge奨学金(個人)」、協賛企業の物品提供により、完全無償の運営体制となる。
バドミントン教室は月に1回、2026年の3月まで実施される。今後の展望について、久保田さんは「予算の都合により現状今年度までの活動となっている。来年度も継続していくために茨木市や企業の方と密に連携し、経済的な事情を問わず、多くの人にバドミントンに触れていただけるようにしたい」と熱く語った。
OICアリーナ(松山)
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