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トラックでの強さ光る 女子陸上競技部 無観客の2大会出場 Part2

新型コロナウイルス収束の兆しが見えないなか、陸上界では大会再開の動きが出始めている。今回は本学女子陸上競技部主将の田中佑美選手(経済4)への取材から、日本学生陸上競技対校選手権大会(全日本インカレ)を振り返る。セイコーゴールデングランプリ陸上についての記事はこちら

総合4位 高いレベルの競技力見せる 日本インカレ

デンカビックスワンスタジアム(新潟市)で9月11日~13日、日本学生陸上競技対校選手権大会(全日本インカレ)が開催された。本学からは男女合わせて38人が出場した。同大会では種目ごとの個人成績に加え、チームごとの総合成績も争われる。優勝こそなかったものの、本学女子陸上競技部は大学別の女子トラック得点で1位を獲得。女子総合得点でも4位に入った。なお今回の大会は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から無観客で行われた。

本学女子陸上競技部にとっては悔しさの残る大会となった。女子100mハードルには昨年同種目を制した、主将の田中佑美選手(経済4)が出場。主将として迎える今回の大会は「部員1人ひとりが陸上をやっていて良かったと思える結果を出すことと、このチームにいて良かったと思えるレースをしてほしい」との思いを胸にレースに臨んだ。2日目に行われた予選では、一度も首位を譲らない圧巻のレースを展開した。最終日の決勝でも序盤は先頭に立ったが、ゴール直前で島野真生選手(日本体育大)にかわされ13秒39の2位に終わった。「追われるなかで力んでしまった。(後半は)相手が伸びたというよりも自分が落ちてしまった」といい、0.03秒の僅差で優勝を逃す結果となった。

また800mで3連覇を狙った塩見綾乃選手(経済3)は、レースを通して先頭を争ったが惜しくも2位。壹岐あいこ選手(スポ健2)も100mで2位、200mで3位と健闘したが、総合優勝というチームの目標は果たすことができなかった。

主将を務める田中選手は全日本インカレについて「大学ごとの対抗戦であるため『チーム戦』というニュアンスが強く、心が大きく動く大会。また大学生しか出場できないこともあって思い入れが強い」と特別な思いを語った。加えて結果については「チームとしての目標は達成できなかったが、昨年に引き続きトラック得点での1位は死守できた。立命館大学に高いレベルの競技力があることの象徴なのかなと思っている」と振り返った。

まとまりのあるチームに

主将として今年度、できるだけ全部員に目を配ることを心がけてきたと話す田中選手。例年、部では練習過多に伴う怪我の多さが課題となっていた。そこで田中選手は、テーピングをしている選手に対し積極的に声を掛けるなど、周囲に気を配るようにしていたという。
また田中選手は今年度の部の特徴として、短距離・投てきなどといったパートごとのまとまりが強いことを挙げる。練習中に田中選手の目の届かない部分をパート長がフォローするだけでなく、パートごとにミーティングを多く行って結束を高めた。その結果、パート内での連携が取りやすくなるという効果があったと語る。また新型コロナウイルスの影響により対面での練習が行えなかった期間には、各自の家からオンラインでトレーニングを行うパートも現れるなど、チームとして、パートとして培った結束力が存分に発揮された。なお現在は感染対策を行いながら対面練習を再開している。

例年とは異なる練習環境のなか、結束力を高めて全日本インカレに臨んだ女子陸上競技部。総合優勝には惜しくも手が届かなかったが、大会を通して強豪校としての存在感を残した。(石渡)

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