10月15日、リーガロイヤルホテル京都(京都市下京区)の春秋の間にて立命館大学法学会学生委員会主催の「第65回園遊会」が開催された。法学会員が相互に交流することを目的に開催された同イベントには、学生・教職員計409人が参加。2年連続のホテル開催となったが、過去最多の参加人数を記録し、会場はにぎわった様子を見せた。
当日は、法学部学部長の宮脇正晴教授が登壇し「新型コロナウイルス禍で途切れたものの、学生が主体的に将来を考えるイベントが長年続いている良い機会だ。ぜひたくさんの先生と交流してほしい」とあいさつの言葉を述べた。
交流は、法学会学生委員会委員長を務める井上翼さん(法2)の乾杯のあいさつからスタート。登壇した井上さんは「交流の場に、おいしいご飯があることが園遊会の最大の魅力だと思う。園遊会の成功を願って、乾杯」と、乾杯の音頭を取った。
杉本優衣さん(法1)は今後のために興味のある分野のゼミを早めに考えてみようと同イベントに参加したという。「先生と話して、より具体的に雰囲気や分野のトレンドを詳しく聞くことができて良かった」と感想を語った。
また、ゼミ選択を控える三田村優さん(法2)は「気軽に参加できる点、講義外で時間を気にせず気楽に教授と話すことができる点が、実際に参加してみて良い点だと感じた」と園遊会を振り返った。
さらに、同イベントには各分野から33人の教員も参加。憲法のゼミを開講している植松健一教授は「さまざまな情報を得ることができる機会が用意されているので、情報を精査し、自分自身の考えに基づいたゼミ選択をしていただけると良いと思っている」と園遊会の魅力を語る。続けて「教員たちは少しでも情報提供できればと思っているので、園遊会などを通して良い交流をしていただきたい」と学生に呼び掛けた。
藤田快輝さん(法2)は、同イベントを主催した法学会学生委員会にて、園遊会・卒業パーティ部局の部局長を務める。園遊会開催までの日々を振り返り「一番大変だったことは規模が大きいことによる、経済面での調整だった」とこれまでの苦労を述べた。それでも、当日は良い雰囲気で開催できたと述べ、来年に向けて「来年度以降も今回と同じ規模感、ひいてはこれよりも大きな規模感で園遊会が開催できるよう、後輩たちが頑張ってくれる。楽しみにしていてください」と笑顔で締めくくった。
(篠原、長尾、八木)