昨年12月中旬から2月上旬にかけて、衣笠キャンパス・東側広場はイルミネーションで彩られた。しかし当時、それに対してSNSなどで「ネギが光っているようだ」「光っているのは学費か」と疑問を抱く学生は少なくなかった。その真相と今年度の実施の有無を探るべく、衣笠キャンパス地域連携課・桜井稔也さんに話を聞いた。
桜井さんによると、装飾のきっかけは寒くて暗い冬のキャンパスに賑わいを持たせたいという思いだったという。芝生のある東側広場は、学生たちがくつろげる場所であり、寒い季節でも学生が集う暖かい場所にしたかったという。
イルミネーションを使用した経緯は、昨年11月に開催された学園祭・衣笠祭典のエンディングステージ企画で、アーチ型のイルミネーションが施されたことにある。装飾を見た地域連携課職員が「祭典終了後も学内で使用できないか」と学園祭の運営を担う学友会・中央事務局特別事業部に声をかけたことで事業は始まった。
装飾の費用については「確かに学費から出てはいるが、イルミネーションが点灯している間は、周辺の照明を一部消灯しており、余計な費用がかからないように配慮している」と桜井さんは説明する。
今年度も特別事業部による技術協力のもと、イルミネーションの点灯が計画されている。12月上旬から1月中旬まで、昨年度に用いられたものに加えて、新たに木の実や星をイメージしたものが登場する予定だ。(堀ノ内)
訂正 2019.12.11
「立命館大学新聞10・11月合併号」および12月4日付に本ホームページで掲載いたしました当記事において、昨年度同様に今年度も学友会・特別事業部による装飾の提供と読み取れる記述がありましたが、実際は今年度は技術協力のみで装飾を提供する予定はございません。
そのため「特別事業部協力のもと」と記載していたの箇所を赤字のように訂正いたしました。