本学学友会が公認団体に配布した資料とみられるものが、フリーマーケットアプリ大手の「メルカリ」に出品されていることが分かった。学友会中央事務局の関係者は、本紙の取材に対し「学友会費で製作したものを販売し、利益を得ようとする行為は控えてほしい」と話している。
本紙が確認したところ、今年夏に実施された「立命館大学学友会所属課外団体連絡会 公認団体の部」で配布された資料に類似したものが、メルカリに999万9999円で出品されていた。
連絡会で配布された資料には、学友会所属団体にとって必要な学友会関連の事務手続きなどや、新歓や学園祭で学友会所属団体が参画できる企画などを紹介する内容が記載されている。
公認団体の部は、衣笠キャンパスで2度、びわこ・くさつキャンパスで2度、大阪いばらきキャンパスで1度開催。資料は、出席した団体の執行部と次期執行部の学生に配布されたという。
学友会中央事務局の関係者は「公認団体には、学友会費の一般予算が充当されるため、規律ある行動が求められる」と考えを話している。
(小林)