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3キャンパスでサークルブース企画開催 新入生と直接交流する場に

学友会特別支援事業実行委員会と特別事業部が主催するサークルブース企画が、寒空の下12月21日〜25日に衣笠キャンパス、びわこ・くさつキャンパス(BKC)、大阪いばらきキャンパス(OIC)の3キャンパスで行われた。今回の企画は新入生と課外自主活動団体が直接交流する場を設けることを目的として行われた。キャンパスに設置された課外自主活動団体のブースでは、各団体の紹介や勧誘活動が行われた。対面交流の機会創出に肯定的な声が上がる一方で、開催時期や人通りの少なさ、広報活動には疑問の声も目立った。

衣笠キャンパスでは21日から25日にかけ、各日13~15団体が参加した。

昨年の学園祭では企画展を行った広告研究会は、作成したフリーペーパーを1回生に見せながら団体の活動について紹介した。1日目はブースに来た1回生はいなかったというが、2日目は4人の1回生がブースへ訪れた。下崎紗絢さん(産社3)は「正直なところ、もう少し来てくれるかなと思っていた」と残念さをにじませた。作成した冊子の実物を見せることができるなど、対面の利点は大きかったというが「広告研究会のTwitterでは告知を行っていたが、学友会や特別事業部からも告知がもう少しあってもよかったのかな」と広報には疑問を見せた。

作成したフリーペーパーなどが展示された広告研究会のブース

カンボジアでの教育支援や京都府内の河川の清掃活動など、国内外でさまざまなボランティア活動を行う「IVUSA京都」のブースに参加した林伽奈さん(産社1)と浅田萌菜さん(産社1)は、ボランティア活動への興味からブースを訪れた。ともにサークルには所属していないといい「オンラインでの新歓企画には参加していなかったので、対面でより詳しい活動内容が知れて良かった」と話した。同団体に所属する柴野光さん(文3)によると現在、団体の活動はオンラインでの勉強会や定例会に限られているという。ボランティア活動に関しては、申請に手間がかかることからほとんどできていない状況だと語る。ブースを訪れた1回生とアクリル板越しに会話し、笑顔を見せていた。

IVUSAのブースでは、1回生と上級生が談笑する姿が見られた

OICではシンボルプロームナードにブースが出展され、21~23日にかけて計6団体が出展した。

説明を聞く村田さんら3人の1回生

OICを拠点に活動する卓球サークル「Smashers」のブースを訪れた村田明莉さん(政策1)は「オンラインでの勧誘企画にも参加したが、Webよりも対面の方がわかりやすかった」と話した。村田さんはバドミントンサークルにも所属しているが、今までに1度も活動したことがないという。Smashersも現在は活動を休止しているが、感染状況を見極めつつ来年からの活動再開を目指している。

対面企画に初めて参加したという田中みのりさん(政策1)は「スライドを使って説明してくださりわかりやすかった」と語った。対面企画の是非について問うと「新型コロナウイルスへの感染は心配だが、こういった企画があった方が良い」と答えた。橋村柚希さん(心理1)さんも「対面企画はもっと欲しい」と応じた。

また、ダンスサークル「Collash」に所属する杉本天音さん(産社2)は「本当なら実際に体を動かして、どんなダンスをするのかを知ってほしい」と悔しさをにじませた。これまでに、オンラインで行われた勧誘企画にも2回参加したという。1回目は20人近くが集まったものの、2回目は1人しか集まらなかった。杉本さんは「オンラインではどんなサークルなのかわかりにくかったのではないか」と振り返った。その上で「例年は学園祭で3キャンパスのステージに立たせていただいている。私たちが活躍している姿をもっと発信していきたい」と意気込んだ。

写真やビラを貼り、活動を紹介したcollashのブース

22~25日にはBKCのセントラルサーカス付近でブースが出展された。

パネルを使って活動を紹介したライフサイエンス研究会

科学の面白さを伝えるイベントを行う「ライフサイエンス研究会」に所属する中尾晃大さん(生命3)は、オンラインと対面の新歓活動を比較し「対面であればオンラインでは伝わりづらい、その団体の雰囲気や団体に所属する人の人柄や第一印象が伝わりやすいのではないか」と対面のメリットを語った。実際にブースに参加した井上朋香さん(生命1)も「対面の方が参加しやすいと思う」と述べた。さらに、他団体に所属しながら、新たに今日ブースに参加した東亜紗花さん(生命1)も「今所属している団体にはInstagramを通じて出会ったが、団体にメッセージを送るのは緊張した。対面であれば、気軽に話を聞くことができるので良い」と対面の良さを述べた。

その一方で、同研究会に所属する行武聖哉さん (生命3)は「実際に参加してみて、通りかかる人の中でサークルに入りたい意志のある1回生がどれくらい居るのか分からず、厳しい結果になった」と振り返った。また、今後の新歓活動について樋口暉幸さん(経済4)さんは「広報に力を入れてほしい。そして何より成果を発表できる場を増やしてほしい」と希望を語った。

企画を振り返り笑顔を見せる矢野さん

5日間を振り返り、特別事業部長の矢野千瑳さん(法4)は「ブースに1回生が来て喜ぶ上級生を見られたのが率直に嬉しかった。オンタイムで新入生が話を聞ける場を設けたいという思いが対面企画を立ち上げるきっかけだったという。直接感謝を伝えてくれる団体もあり、本当にやって良かったと思う」と笑顔を見せた。また「1人でもこの企画がためになったと思えるような活動を目指していたので、参加者数のことで懸念はなかった。大学との開催に向けた話し合いは感染対策に重点が置かれ、中止という判断は出なかった」と、開催に向けて尽力していたことを明かした。

特別支援事業実行委員会委員長の寺田龍平さん(スポ健4)は、5日間を振り返って「学園祭や新歓活動と同じように成功したとは言い切れない。しかし、大学生活における可能性を広げることはできたのではないか」と対面企画を総括した。また、参加者から疑問の声が多く聞かれた開催時期については「組織が立ち上がったのが10月末と遅かったこともあり、最短での開催を目指した結果、今の時期になった」と話した。

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