ニュース

本学将棋研究会 トリプルアイズ杯で3連覇

大学将棋界で学生日本一を決める「トリプルアイズ杯争奪第21回全国大学対抗将棋大会」が、9月17日から19日にかけて、さいたま商工会議所会館(さいたま市浦和区)で開催された。全国各ブロックの代表校10校による5人制の団体戦。本学将棋研究会は見事優勝を果たし、3連覇を達成した。

喜びを分かち合う将棋研究会メンバー

主将を務める市川開さん(経済3)は今大会、選手としての出場こそなかったものの、チームの戦術立案や采配に専念し、指導的立場からチームを支えた。3連覇の快挙について市川さんは「3連覇はそう簡単にできることではない。驚きとともに、うれしさを感じている」と振り返った。

大会に向けては、優勝までの過程を丁寧に分析し部員一人一人の持ち味や癖を見極めた上で、それぞれに合った助言を行ったという。また、実戦形式の練習対局を重ね、対戦相手の戦法研究にも力を入れた。大会当日は相手校の戦術に応じて最適なメンバーを起用するなど、綿密な采配が光った。

今大会には8人の部員が参加し、そのうち5人が初出場だった。大会経験の少ないメンバーが多く緊張した様子も見られたが、最後まで集中を切らさず粘り強く盤上に向かったという。

本学は1回戦から4回戦まで連勝を重ねたものの、5回戦の東北大戦では惜しくも敗北。続く6回戦の東京大戦は引き分けとなり、一時は優勝が危ぶまれた。しかし最終盤、9回戦の慶應義塾大戦で勝利を収め、東京大との接戦を制して見事優勝を飾った。

12月に開催される王座戦に向けて市川さんは「優勝できたとはいえ、チームとして反省点の残る大会だった。今後は練習試合に加えて個々の自主練習や相手校の戦術研究にも一層力を入れ、王座戦でも必ず優勝したい」と意気込みを語った。
(山森)

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。