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お酒との付き合い方を考える OICで映画上映会

昨年12月7日、大阪いばらきキャンパスにて「『利他の心』で集う!カノン上映会2019」が開催された。利他の心と題したこのイベントは「善き事を思い、善き事をすれば、善き事が生まれる」という理念を、生きづらさを抱えた人に広めようと始まった。
今回は講演会やアルコール依存症の親を持つ当事者の講演、映画鑑賞を通してアルコール依存症やお酒との付き合い方について考えることを趣旨としている。

映画上映前に、本学総合心理学部の横光健吾助教が登壇した。臨床心理士である横光助教は、上手な飲酒をすることでアルコール依存症を予防する「利他カフェ」という取り組みに協力している。来場者に飲酒習慣の重症度判定ができるテストを体験してもらい「知らず知らずのうちにテストの点数が上がると危険だが、自分の状態に気づくことが大切だ」と呼びかけた。

総合心理学部の横光健吾助教

その後、当事者トークでは実行委員会会長の斉藤うづめさんが登壇し、アルコール依存症だった父親について困難があったことを説明した。当事者として悩みながらも、一昨年度から今年度にかけて「利他の心で集う」イベントを企画する中で家族と向き合い、気持ちを打ち明けることでわだかまりが解けたという。そして「今は父も母も兄も大好きです」と家族への思いを熱く語った。

実行委員会会長の斉藤うづめさん

最後に雑賀俊朗監督の映画『カノン』が上映された。『カノン』はアルコール性の認知症を患う母を持つ三姉妹が、母の足跡をたどることで自分たちへの思いを知り、家族再生へとつながる物語だ。
斉藤さんは「自分の人生とそっくりだった」とこの映画を選んだ理由を明かした。

(鈴木)

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