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2021年度立命館大学卒業式・大学院学位授与式開催 新たな旅立ちにマスク越しの笑顔

3月20〜22日、各キャンパスにて2021年度立命館大学卒業式・大学院学位授与式が行われた。今年度は6570名の学部生、1162 名の大学院生が卒業と修了を迎えた。なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加者は卒業生・修了生に限定。式典の様子はライブ配信された。

式典では、仲谷善雄総長による式辞や各学部の卒業生・修了生代表による挨拶がなされた。仲谷総長は2年のコロナ禍を振り返りながら、卒業生に荘子の「逍遥遊」という言葉を贈った。そして「自由な挑戦こそが、皆さんの輝かしい人生を切り拓いてくれると信じています」と力強く締めくくった。

仲谷総長による式辞の様子

今年度の卒業式は花をテーマに、記念撮影スポット「フラワーウォール」や卒業生・修了生へのバラの贈呈、式典終了後にシャボン玉を飛ばす演出が実施された。

シャボン玉が舞うなか歩く卒業生・修了生

衣笠キャンパス(KIC)で行われた卒業式に参加した片岡響さん(産社4)は、大学生活で印象に残っていることの1つとして、4年間携わった立命館大学交響楽団での活動を挙げ「コロナ禍で練習も思うようにいかなかったが、最後に有観客でコンサートができてよかった」と振り返る。また、同じく産業社会学部の卒業生は「留学や実習など充実した4年間だった。卒業後は留学生支援の業務に携わるので、学生生活で学んだ話し方、伝え方を仕事に活かしていきたい」と将来の展望を語った。そして、文学部卒業生は「高校時にできなかった海外研修など、新しいことに挑戦できた。人と人とのつながりの大事さを実感した」と4年間の学びを振り返った。

一人ひとりにバラの花が贈られた

びわこ・くさつキャンパス(BKC)で行われた卒業式では、午前中雨が降ったものの、徐々に晴れ間が見えた。キャンパス内に設けられたフォトスポットでは卒業生が笑顔で写真撮影に興じる姿が見えた。

写真撮影もマスクを着用して行われた

卒業式に参加した久保仁登美さん(経営4)は大学生活で印象深かったことの1つとして、1回生時に取り組んだ、1か月間のドイツ留学を挙げ「最後の2週間は『帰りたい』と思うほど言語の壁に苦労した」と振り返る。そして、森木綾菜さん(経営4)は大学生活で取り組んだカラーガードサークルでの活動を「練習を重ね、はじめは苦手だった人前でのパフォーマンスが得意になった」と振り返った。また、今年度の卒業式開催に「もう離れ離れになってしまう友人に最後に会うことができて良かった」と隣の久保さんを見て笑みを浮かべた。また、情報理工学研究科の修了生は「自身が4回生のときは式自体がなかった。あれから2年が経ちコロナ禍でも今回、式が開催されて嬉しい」と喜びを語った。

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