2月24日〜26日、立命館映像展がイオンモールKYOTO(京都市下京区)にて対面で開催された。立命館映像展は本学映像学部4回生と本学映像研究科2回生による卒業制作の合同展示・上映会。映像学部開設当初から学部内の最大級のイベントの一つであり、本年度は3年ぶりの対面開催となった。
本年度の映像展について
本年度の映像展のテーマは「再始動」。
このテーマには「コロナ禍による制限のなかで過ごした大学生で、卒業・修了を控えた本年度はようやく制限が緩和されてきた現状」と「大学生活を終え、新たに社会に出ていく卒業・修了生たちの意気込み」という2つの意味の「再始動」が込められているという。
開催には本年度もイオンモールKYOTO内Tジョイシアターの1シアターを貸し切り、27つの映像作品と5つのCGアニメーション作品をの上映。また展示ではイオンモールKYOTO内KoToホールにて42つの作品展示を行った。
立命館映像展学生総代表を務める大植知紗登さん(映像4)は対面開催について「オンラインの環境では立命館映像展に興味がある人にしか訪れてもらえず、偶然に映像展を訪れるといった環境がなかった。だからこそ対面開催は、お客さんがぱっと来てふらっと展示を見てもらえるのがうれしい。加えて学生同士では新型コロナウイルスの影響で顔を合わせていなかった映像学部の知り合いと3年ぶりに会うこともあって、半分、同窓会みたいな雰囲気があった」とうれしさをにじませた。
来場者については開催場所がイオンモールであること、開催期間が休日を含んでいることから家族連れの姿も目立った。展示作品を見学した京都市内に住む家族連れの男性は「久しぶりの対面開催ということで訪れた。新しい技術に子どもが触れる良い機会になったと思う」とコメントした。
最後に大植さんは「来てもらえるお客さんに楽しんでいただけることはもちろん、最後に学生同士で自分たちのやってきたことを、互いの顔を見て発表しあえる最高の機会になった」と開催のよろこびを語った。