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2022年立命館大学卒業式・大学院学位授与式開催 マスクはずして笑顔で旅立ち

3月20日~22日、衣笠キャンパス、びわこ・くさつキャンパス、大阪いばらきキャンパスの3キャンパスで2022年度立命館大学卒業式・大学院学位授与式が開催された。本年度は2020年以降でマスク着用が個人の判断となってから初めての卒業式となり、マスクをはずし互いに想いを伝えあう姿がしばしば見られた。

送り出される卒業生と、新入生を迎えようと咲き始める桜

式典では各学部の総代による挨拶、仲谷善雄総長による式辞に加え、校友会からの祝辞の言葉が述べられた。式辞のなかで、仲谷総長はコロナ禍により社会が大きな転換点に立っていること、またそこで顕在化した課題の解決には大学が率先して取り組んでいく必要があるとした。そのうえで卒業生には様々な分野での連携と協力を呼びかけた。さらに卒業生にむけて荘子の「逍遥遊」を引用しながら「不確実で不安な時代であるからこそ、失敗を恐れず新たなことに挑戦してください。挑戦し続けてください。未来への意志を持ってください。未来を変えるのは他の誰でもないあなた自身です」と強く語りかけた。

映像は保護者向けの別会場にも配信された

各キャンパスでは天気に恵まれ、鮮やかな花で装飾されたフォトスポットでは多くの卒業生が列をなしていた。

フォトスポットは多くの人で賑わった

文学部を卒業した佐伯詩帆さんは在学中、文学部のオリター団や、ミスキャンパスでの運営などを経験したという。「コロナ禍で学校に行けない状況が続きさみしさを感じていたが、それでも積極的に課外活動に参加したことで充実した4年間になった」と振り返る。

総合心理学部を卒業した田中智恵さんは4年間の大学生活を「入学以前から心理学部に入りたかったので、4年間心理学の勉強や部活の競技ダンス部をがんばることができた」と思い返した。また「広告の仕組みや、人が人生を送る中での心理状態など心理学で学ぶことができた。大学で学んだことを仕事に生かしていきたい」と卒業後を見据えた。

孫が薬学部を卒業したという男性はこの日のために東北から来校した。「この6年間、なかなか会うことができなかったが、孫なりにコロナ禍での学生生活を切り抜けてきたことは聞いていた。今日という日を迎え、久しぶりに姿を見ることができて夢のよう」と笑みがこぼれていた。

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