学生なら無料の飲料を飲みながら、企業を「知る」ことができるカフェ「知るカフェ」が、今春びわこ・くさつキャンパス(BKC)のスポーツ健康コモンズ1階にオープンする。
知るカフェは、企業がスポンサーとなってそのスポンサー料で運営するカフェで、学生は無料で利用できる。就活生だけでなく、1、2回生が早くから就職活動や社会に触れる機会を提供する場として、学生の将来の選択肢を広げる空間を提供するのが狙いだ。
店舗では企業セミナーや交流会などを開催して、企業の担当者などと直接触れ合える機会を提供するほか、自主学習やサークルの打ち合わせの場としても利用できる。
各店舗は、対象校の学生が運営することで、社会体験機会を提供。スポンサー企業は約100社に及び、店舗数は全国の大学前などに十数店舗展開している。各店舗で専用のスマートフォンアプリがあり、登録を行えば、学生証とアプリ画面の提示で利用できる。
衣笠キャンパスの正門前にも2015年12月にオープンした店舗があり、来店者数は2万人を超えた。
今回BKCにオープンする店舗は、大学内に設置される初めての店舗のうちの1つ。運営する株式会社エンリッションは、今後も各大学と連携して、大学構内への出店を進めるという。また、BKC店では「100円朝食」も実施する予定としている。 (吉武)