今年2月、大阪市北区に大阪中之島美術館が構想から約40年を経て開館した。
国内外を問わず19世紀以降の美術やデザインを中心に、佐伯祐三など大阪にゆかりのある芸術家の作品など約6000点を所蔵。これらのコレクション展示や企画展の開催だけでなく、ラーニングプログラムや同館の施設を使ったイベントなど、鑑賞に留まらない新しい美術館を展開するコンセプトを打ち出している。
同館事業課広報担当の山本桃子さんによると「館内の一階と二階は自由に出入りができるので、ただ気軽に立ち寄れる施設としても利用していただきたい。周辺の企業や市民の方々と共に美術に親しんでいく場を目指している」と話した。また大学生に向けた見どころについて「4月からアーカイブ情報室で貴重な資料などの閲覧が可能になるので、ご興味のある方は是非活用していただきたい」とコメントした。(冨吉)
大阪中之島美術館公式サイト
https://nakka-art.jp