ニュース

学年暦「おそらく元には戻らない」 文学部の担当者が認識示す

学年暦・授業時間割の改革について、文学部の担当者が文学部自治会に対し、約10年に及ぶ各学部と教学委員会での議論を経て落ち着いた形だと説明し、「おそらく元に戻ることはない」とする認識を示したことが分かった。

自治会がこのほど、2月末に開催した文学部との意見交換会の内容を、本学衣笠キャンパス清心館1階の掲示板で報告した。

本学衣笠キャンパス

本年度から運用されている新たな学年暦では、1回あたりの授業時間が延長され、1学期当たりの授業回数が1回短縮された。夏季休暇が長くなることで、学生による課外活動やインターンシップや留学などにつながるとされている。

意見交換会で文学部は、改革は他大学の情勢も踏まえた施策でもあると説明。「集中力などの不安もあるとは思う」としつつ「学生が色んな活動をしやすくなるための施策の一環だ」と理解を求めた。

自治会は報告の中で「今後も学部生の意見や考えをアンケートなどで収集して、収集した情報を基に議論・学園共創に資する活動をし、『想(おも)いをカタチに』できるように日々活動していく」としている。

文学部では、2024年度に実施された学生大会において議案書が否決され、五者懇談会が実施できなかった。意見交換会は、自治会が集めた学部生の声を無駄にしないよう、全学自治会や学生部、学部事務室の協力を得て行われた。

(小林)

関連記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。