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新型コロナウイルスの影響、留学生に聞く

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、本学は5月2日までの授業についてWEBを活用した形式とすることを決定した。韓国からの留学生であるユン・ミニさん(産社2)はWEB授業について「感染拡大を防ぐためには仕方ない」と大学の対応に理解を示した上で「韓国の大学ではすでにWEB授業が行われているが、さまざまなトラブルが起きているから心配だ」と語る。

ユンさんは、4月に国立大に入学する友人のチェ・ジュヒさんを3月末まで家に泊めていた。チェさんは3月8日に来日したものの、未だ留学ビザは発行されていない。そのため、銀行口座の開設やアルバイト、携帯電話番号の作成ができないというのが現状だ。現在は観光ビザで日本に滞在しているが「このまま留学ビザが発行されなければ、春学期の開講期間中に韓国に帰らなければならないかも」と不安をのぞかせる。

新生活への不安を語るチェさん(右)と本学に通うユンさん(左)

さらに本学に入学予定の留学生は、WEB授業により同学部生の友達が作りにくくなることに不安を覚えている。また、彼女の友人はいまだ日本に来ることができない状態にあるため、新入生向けのオリエンテーションに参加できないという。

日本から海外への留学にも影響は大きく及んでいる。望月泉さん(文2)は本学・東西大学校(韓国)・広東外語外資大(中国)の3大学が共同運営するキャンパスアジアプログラムに参加しており、春学期に韓国へ留学予定だったが、引っ越しの3日前に留学延期の知らせを受けたという。また、八木風佳さん(経営3)は、2020年度春学期まで上海交通大へ交換留学を予定していたが中止に。この決定について「信じられなかったし、正直悔しかった」と残念さをにじませたが「人生は何が起こるか分からないとあらためて学んだから、後悔のない充実した生活を送りたい」と前向きな姿勢も見せた。さらに6ヶ月間カナダに留学していた得能真実さん(国関3)は「(感染拡大を受けて)現地の学校の授業が課題やオンライン形式に変更になった。また飲食店が全て閉まってしまい、テイクアウトとウーバーイーツしか利用できなかった」と感染拡大の影響が大学の授業だけでなく日常生活全般に及んだ経験を語った。

京都産業大の学生の集団感染が確認されるなど、新型コロナウイルスの影響は身近になってきている。また現在、海外への渡航については大学からも注意喚起が行われている(http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=1651)。1人ひとりが感染を防止する行動をすることが求められている。(石渡)

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