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卒煙支援エリアで掲示物焼ける 衣笠キャンパスで相次ぎ、意図的に火をつけたか

本学衣笠キャンパスの卒煙支援エリアで4月22日と25日、掲示されていたポスターなどが焼けているのを巡回中の警備員が発見した。大学関係者は、失火の可能性は低く、何者かが意図的に火をつけたとみている。

1件目は22日に保健センターの掲示物1枚が、2件目は25日に学生オフィスの掲示物1枚が、それぞれ一部焼損した。いずれもラミネート加工をした状態で、エリアを区切る金属製の囲いに貼られていた。焼け方から、ライターのようなものであぶられたとみられる。

2件とも、けが人や建物への被害はない。

現時点で学生の関与は不明だが、器物損壊などの罪に問われたり、学生懲戒の対象になったりする可能性がある。

焼けた掲示物が見つかった卒煙支援エリア=2024年

学生オフィスは、manaba(マナバ)+R上で公開したお知らせの中で「いたずらでは済まされない。学生の皆さんの安全・安心な学生生活を脅かす行為を一切許さない」とした。

ある大学関係者は「万が一の事態につながりかねない。軽率な行為で残念だ」と話し、周囲に迷惑をかけないことやルールを守って利用することを求めている。

現場となった卒煙支援エリアは、衣笠キャンパスで唯一喫煙が認められている特定屋外喫煙場所。2020年に閉鎖されたが、キャンパス周辺での喫煙マナーの悪化などを受けて2024年4月、再設置されていた。

(小林)

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