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エース秋山、魂の完封 立同戦初戦を制す

関西学生野球連盟春季リーグの最終節、立命館大対同志社大の第1回戦が21日にわかさスタジアム京都(京都市右京区)で行われ、本学が1対0で勝利した。エース秋山凌祐(文4)の9回無失点115球で、伝統の立同戦の初戦を本学が完封勝利で掴み取った。

試合前に行われたチアリーディング
野球部にエールを送る立命館大応援団

伝統の立同戦の初戦。先発のエース秋山は今季ここまで防御率を0点台とし、調子の良さを見せていた。今登板も毎回のランナーを許しながらも同志社大に得点を許さず、6回までを無失点被安打5本と好投球。春季リーグ最終節も秋山は先発の役割を果たして見事試合を作った。

先発のエース秋山

本学打線は3回表、この回先頭の浅野彰久(産社2)が内野安打で出塁すると、続く秋山が犠打で二塁に走者を送り、一死二塁の好機を作った。その後、後続の神崎恵都(産社4)が三振で倒れて二死二塁となるも、ここで打席に立った宮崎竜成(経営4)が主将の意地を見せた。泳ぎながらも転がした二塁手へのゴロに対して宮崎は全力疾走で一塁を駆け抜け、結果は内野安打。その間に二塁走者の浅野が本塁へ生還し、本学が先制点を掴み取った。

浅野の好走塁で本学が先制点を獲得

今日の秋山に援護はこの1点のみで十分だった。7回以降は1本の安打も許さず最後まで同志社打線を無得点に封じ、9回を無失点115球で完封勝利。見逃し三振で最後の打者を締めた秋山は、マウンドでエースの風格を見せた。

主将の宮崎

秋山の投球について後藤昇監督は「完璧です」と笑顔を見せ、今季の防御率0点台の成績については「大黒柱ですね。1番しんどい時に勝ってくれるのがエースだと思うので」と労った。明日の第2回戦に向けては「選手にも話したのですが、最下位のチームが1位の同志社を食ったれ、と。あとはもう一つ、とにかく勝つだけ」と話した。(文責・松尾想平、写真・中村鉄兵)

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