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ジェンダー平等を目指す学生団体  疑問に声を上げやすい環境作りを

「ジェンダーや平等についてみんなで考えられる場所をつくりたい」。
そんな思いでジェンダー問題について情報発信を行う団体がある。Voice Up Japan 立命館支部は衣笠キャンパスを中心に活動する学生団体だ。
活動を始めたのは2021年の1月、有志の学生が集まりInstagramでメンバーを募集した。ジェンダー問題に関心のある学生数人が集まった。インスタライブや投稿、パンフレットの作成などで情報を発信し、同年8月には新たなメンバーも加わった。創立者のほとんどが社会人になった今でも引き続き活動を続けている。

現在の活動は主に定期ミーティングでの意見交換とInstagramでの情報発信。心身の健康、ジェンダー問題などメンバーの関心や注目のトピックを中心に投稿を作成して発信する。
月別にテーマを決めて投稿を作成する取り組みもあった。投稿で情報発信をすることについて尾﨑圭蔵さん(国関3)は「もっと多くの人にジェンダーの視点を持ってほしい。知識を得て実生活に生かすことが大切だと思っている」と話した。日本語の文章と共に英語でも発信することでより多くの人の目に留まるよう工夫しているという。
また、定期ミーティングでは部員同士の意見交換のほか、他大学や母団体との交流もある。

現在立命館支部の中心となって活躍しているメンバーの一人である尾﨑さんは活動について「女性問題は女性だけの問題ではなく、男性の参加もとても重要。男性として育てられてきた自分が男性の視点で議論に参加することには意味があると思う」と語る。同じくメンバーの、稲垣美友さん(文4)は参加したきっかけについて「自分の経験のなかでジェンダー問題が軽んじられているように感じたことがあった」と話した。また、自身がオンライン留学に参加したとき、オリエンテーションで性問題に関して簡単な説明が行われたことが印象に残ったという。「立命館はそのような取り組みをしないのかと疑問に思った」と話す。

尾﨑さんは今後の活動について「差別や偏見、ジェンダー問題の解決は容易ではないが、考え、議論する場を設けることで少しでも変化があればうれしい。他キャンパスのメンバーを増やし、学校とも協力して活動していきたい」と語った。

Voice Up Japan Ritsumeikan

 

(藤本)

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