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2023年度自治委員・自治会役員選挙 学生の思いを届ける

2023年度自治委員・自治会役員選挙の投票が5月22日から始まる。
国内で最大規模の学内自治組織を有する本学では、学生の代表者として意見を集約し大学に伝える自治委員・自治会役員を、全学部生の投票によって選出している。

:実施の概要

本年度は投票に学内アンケートシステム「RISING-FDC」を用いる。学生は配布される資料のQRコード、もしくはmanaba+Rからアクセスできる。投票期間は5月22日から26日の5日間。選挙結果は投票期間の翌週6月1日に公示される。
所信表明は22日に公開されるmanaba+Rのコースニュース、または各学部で実施予定の授業割愛の際に確認することができる。

:学生の声 届ける

「平和と民主主義」を教学理念に掲げる本学では「全構成員自治」の考えに基づき学園運営が行われている。学友会は学生自治の立場から「全構成員自治」に携わっており、学生の声を大学側に届ける要求実現運動の結果は学生生活に還元される。要求実現運動の担い手となる各学部自治会の自治委員・自治会役員は選挙によって選出されるため、学生には自身の判断によって信頼にたる自治員・自治会役員を選出する必要がある。一方で自治委員・自治会役員には、学生の代表として性別・学部・国籍にとらわれず多様な学生からの声を集約・反映する役割が求められている。

:学生が投票するということ

2023年度立命館大学中央選挙管理委員会(以下、委員会)で委員長を務める藤井萌さん(産社3)は学生が投票するという行為の意義を二つ挙げる。一つ目は、学生は自身の学生生活を振り返るきっかけになるということ。今後の学生生活に変化を及ぼす本選挙では、学生の些細な気づきが重要になるという。藤井さんは「学生生活を振り返って、どんなことがしたいか、どんなことに不満を持っているか、どう改善すればもっとよい学生生活になるのかを学部生の皆さんが考えるきっかけにしてもらいたい」と語り、さらに意義の二つ目、学生生活の向上につなげる。「立候補者の表明から自分の考えに合った人を選ぶ。そうすることで、自分たちの学生生活を自分達の手で間接的によくすることができる」とその魅力を語る。
こうした投票の意義を学生に伝えるため、委員会は投票参加への呼びかけに力を入れる。本年度に入学した一回生を対象に実施する予定の授業割愛は、各学部事務室の協力により、昨年度よりもその訪問回数を増加させるとし、事前に作成した資料を用いて選挙への理解を促すという。しかし授業割愛による広報活動については学部によって実施の有無が異なるといい、藤井さんは「授業割愛の実施が難しい学部や学年に関しては、manabaのコースニュースを利用して投票を呼び掛けたり、チラシの配布を行うなど、教室での選挙広報のみならず、学部の状況に応じて様々な方法で投票の促しを行っていく」としている。

:学生に向けて

最後に藤井さんは、学生に向け「自治会のメンバーも私たちと同じ学生で、全然遠い存在じゃない、選挙をきっかけにより自治会を知ってもらいたい」とし、さらに5月8日以降で感染症対策が自主判断となったことについても触れ「コロナ禍での制限はなくなり学生は新たな学生生活を始めている。そんな環境のなかで自分達の学生生活をよりよくしようという意識を選挙を通じて持ってもらいたい」と今後の展望と自身の希望を重ねた。
(奥野)

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