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関西学生陸上競技チャンピオンシップ 本学選手が存在感発揮

関西学生陸上競技チャンピオンシップが5月20~23日、たけびしスタジアム京都(京都市右京区)で行われた。同大会は、新型コロナウイルスの影響により延期となった関西学生陸上競技対校選手権大会(関西インカレ)の代替大会として実施。本学陸上競技部は最終日の4×400mリレーで男女ともに優勝を果たすなど多くの種目で存在感を発揮した。(取材日 5月21・23日)

4×400mリレーで男女アベック優勝を果たし、笑顔を見せる選手たち

21日に行われた男子1500m決勝には、1回生ながら5000m14分10秒台の自己ベストを持つ大森駿斗(生命1)が出場した。最後の直線で競り負け3位となったものの、序盤は先頭集団を引っ張るなど積極的な走りを見せた。「最初は自分の思い通りのレース展開が出来たが、2~3週目で次第に落ちてしまった。今後は体力をつけていきたい」と走りを振り返った。また大森は翌日の男子5000mにも出場し、3位と同種目に出場した1回生のなかでは最上位の成績を残している。

雨のなか行われたレースで、最後の直線でスパートする大森

最終日に行われた男子10000m競歩には、2020年日本ランク9位の実績を持つ石田昴(経営4)がエントリーした。4000m過ぎからは柳原隼(びわこスポーツ大)との一騎打ちとなり、互いに引っ張り合いながらレースを展開した。そして9000mを過ぎたところで石田がスパート。そのまま柳原を引き離し先頭でゴールした。しかしレース後は「余裕を持って優勝したかった。暑さもあったが力不足だった」と自身の歩きを分析。現在は全日本インカレに向け、フォームの改善に取り組んでいるという。

レース序盤、先頭集団を引っ張る石田

トラック競技の最終種目となった4×400mリレーでは、男女ともに優勝を果たした。

女子は第1走者の松尾季奈(スポ健3)がトップに立つと、一度も先頭を譲らないまま最終走者の山本へ。数時間前に400mハードルに出場した疲れを感じさせない走りで先頭を守り、2位の園田学園女子大に5秒以上の差をつけてゴールした。今後の目標には「日本一」を掲げ、これまで優勝したことがない全日本インカレでの優勝を目指す。

一方、男子も号砲直後から先頭付近でレースを展開した。1回生からこの種目に出場していた篠原宏輔(理工4)は「前の3人がいいレース展開をしてくれた。はじめてこの種目で表彰台の一番上に立つことが出来たのでうれしい」と喜びを語った。

なお、その他にも初日の男子10000mでは山田真生(経済3)が2位となり、3日目の女子5000mではエースの飛田凜香(スポ健3)が優勝。さらに女子400mハードル決勝では、本学女子陸上競技部の山本亜美(スポ健1)が1位、西村寧々花(食マネ4)が2位となるなど、本学陸上競技部は全日程を通して好成績を収めている。

各種目の詳しい結果は関西学生陸上競技連盟Twitterなどから確認可能だ。(石渡)

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