関西学生野球連盟の春季リーグ最終節、立命館大対同志社大の1回戦が25日、わかさスタジアム京都（京都市右京区）で行われ、本学は3―1で接戦を制した。
本学の先発は遠藤翔海（産社4）。初回は三振を含む三者凡退の立ち上がりを見せた。
先発した遠藤＝25日、京都市右京区打線は2回裏、西野啓也（産社3）の二塁打、野寺快（産社4）の四球と相手の失策で1死満塁の好機をつくると、主将・川本大雅（食マネ4）が犠飛を放ち1点を先制した。
先制犠飛を放った川本＝25日、京都市右京区さらに3回裏、2死三塁の場面で星野大和（法3）が適時打を放ち2点目を追加。
4回表、1死一、三塁のピンチからショートゴロの間に三塁走者が生還し、1点差に迫られた。
遠藤は6回を投げ、3安打1失点の好投を見せた。
追加点を狙う本学は6回裏、西野の死球と野寺の安打で1死一、三塁の好機から、福井一颯（産社3）のサードゴロの間に三塁走者が生還し、1点を追加した。
7回からは、2番手に高橋大和（文2）が登板。8回表に2死満塁のピンチを招くも、続く打者を抑え無失点で切り抜けた。
そして迎えた9回表、マウンドに上がった高橋が同志社打線を三者凡退に抑え試合終了。本学は立同戦初戦を勝利で飾った。
3回を投げ無失点に抑えた高橋＝25日、京都市右京区試合後、川本は「まだ優勝は消えていない。立同戦で2連勝することが自分たちに今できることだと考えている」と語った上で、明日の試合に向けて「事実として（これまでのカードで）2連勝できていない。明日勝たないと意味がないので、全員野球で初回から全力で入っていきたい」とコメントした。
2回戦は26日、わかさスタジアム京都にて行われる。
（八木、井本、吉江、小牧、松山、矢野）
