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学生の社会課題への挑戦を支援 クラウドファンディング活用で助成金設立へ 立命館Beyond COVID-19

学校法人立命館は、国内最大級のクラウドファンディングサイト「READYFOR」と協力し、寄付型クラウドファンディング「学生の挑戦がコロナ後の未来を切り拓く|立命館 Beyond COVID-19」を6月5日に開始した。立命館SDGs推進本部RIMIX事務局が取り組む「立命館・社会起業家支援プラットフォームRIMIX」の支援策の1つとして、昨年のRIMIX設立当初から考えられていた「学生の挑戦に資金援助を行う」というアイデアがコロナ禍を受けて実現した形だ。
クラウドファンディングは7月31日23時まで。現時点で、すでに10万円を超える寄付が寄せられている。寄付は3000円から行うことができ、支払いはクレジットカードもしくは銀行振込で行う。

開始3日で、すでに10万円以上の寄付が寄せられている

今回のクラウドファンディングにより集まった寄付は、立命館学園で学ぶ学生・生徒・児童が立ち上げる、社会課題へチャレンジするプロジェクトの助成金に充てられることになっている。プロジェクトは、オンラインコミュニティ「Beyond COVID-19」(ビヨンド・コロナ)にて、6月26日まで募集が行われている。書類審査と面接審査を元に団体・個人が立ち上げるプロジェクトを採択し、決定したプロジェクトには助成金として30万円程度を支給することを想定している。対象期間は2020年4月から2021年2月までで、他の助成金との併給も可能となっている。また審査には学園関係者に加え、本学の卒業生などが審査委員として参加する。

なお、採択が決定したプロジェクトは資金援助に加え、ビヨンド・コロナでの広報や、企画・運営におけるサポートなどオンラインによる支援を受けることができる。現在プロジェクトの採択はおよそ10件を予定しているが、クラウドファンディングの調達目標額の300万円を超える金額が集まった場合には採択件数を増やすことも検討するとしている。

 

RIMIX事務局の冨田沙樹さんは「コロナ禍のなかで、ビヨンド・コロナですでに様々なプロジェクトを行っている学生がおり、頼もしさを感じている。今回の募集でも、学生・生徒・児童のインパクトのあるアイデアを期待している」と語った。

学生への期待を語る冨田さん

クラウドファンディングやプロジェクト募集に関する情報は随時、ビヨンド・コロナの特設サイトに掲載される。

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