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衣笠で学生に食料配布 防災備蓄入れ替えで

本学衣笠キャンパスで5月、賞味期限切れが近づいた防災備蓄食が、学生・大学院生に無償で配布された。防災意識の向上や処分に伴うフードロスを削減する狙いがある。

段ボール箱から備蓄食を取る学生=5月16日、京都市北区・衣笠キャンパス

学校法人立命館では、防災備蓄品を年間計画で整備しており、賞味期限が迫ると定期的に入れ替えている。衣笠キャンパスの一部は京都市の指定避難所であるため、発災時に帰宅困難者(学生や教職員)が最低3日程度生活できる量の備蓄を備えている。

5月16日には、2017年度に備蓄したクッキータイプの非常食や、20年度に備蓄したアレルギー対応の玄米がゆなど、約3千点を配布した。

備蓄品管理を担当する衣笠キャンパス地域連携課の菅谷智子さんは「大学に防災備蓄品があると知ってもらった上で、自分でも(災害への)備えをしてほしい」と話していた。

受け取った学生からは「物価高で大変なので、食費の節約になる」「(クッキーは)腹持ちが良いので助かる」と喜ぶ声が聞かれた。

(小林)

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