新型コロナウイルス感染拡大を受け、立命館大学は春学期授業料の納付期日の延長及び奨学金制度の案内を5月7日にホームページで発表した。対象は本学に通う全学生。6月1日の納付期日を7月31日まで引き延ばすことが決まった。延長に関しての手続きは不要で、当初の期日である6月1日を過ぎた場合でも納付書は使用可能となる。
奨学金については、対象となる学生によって種類・条件が異なる。学部生は「日本学生支援機構給付奨学金(家計急変)」を利用できる。家計急変による収入が非課税世帯相当まで減少した場合、または解雇の場合において出願可能だ。家計急変から3か月以内の申請が条件だが、採用されれば、授業料の減免と給付奨学金を受給できる。
貸与型奨学金には「日本学生支援機構貸与奨学金 緊急採用(第一種)・応急採用(第二種)」があり、家計支持者の収入が減少した場合に出願可能だ。給付と異なり、卒業後に返還が必要となる。ただし急変事由の証明書や、急変前と急変後の収入を証明する書類が必要で、急変後1年以内の申請に限定される。(檜垣)
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新型コロナウイルス禍に対する学びの緊急支援について|立命館大学http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=1739
新型コロナウイルス感染症に係る影響を受けて家計が急変した方への支援|日本学生支援機構https://www.jasso.go.jp/shogakukin/kyufu/kakei_kyuhen/coronavirus.html
緊急採用・応急採用|日本学生支援機構https://www.jasso.go.jp/shogakukin/moshikomi/kinkyu_okyu/index.html