本学は6月29日、新型コロナウイルス感染症に対する本学の行動指針(BCP)のレベルを7月1日より2から1に引き下げることを発表した。
現在の感染状況、および自治体の要請レベルに鑑みた判断であるとしている。なお、今後の感染状況の変化や政府・自治体による要請レベル等の変更が生じた場合には、BCPレベルの見直しが検討される。
本学は引き続き、学生・教職員に対しオミクロン株を含めた新型コロナウイルスの感染防止対策の徹底を呼びかけている。中でも、変異株への対応については従来通りの基本的な感染防止対策の徹底が重要とし「特に人が多く集まる場所等に出かけることや飲食の機会で感染リスクが高まる。一人ご飯、黙食の徹底をお願いしたい」としている。
マスクについては、6月16日よりキャンパス内のマスク着用ルールの運用が変更されている。キャンパス内の屋外において「人との距離(2m以上を目安)が確保できる場合」や「距離が確保できなくても会話をほとんど行わない場合」は、マスクを着用する必要はない。これらの条件を満たす場合は、熱中症予防の観点からもマスクを外すことが推奨されているが、キャンパス内の屋内では従来どおりのマスク着用が必要である。
7月1日以降の授業形態についてはシラバスの「授業実施形態」に記載されている「BCPレベル1」に沿った形で実施される。各授業の対応については各自、シラバスを確認することを求めている。BCPレベルの変更により授業実施方法に変更が見られる場合についてはmanaba+Rを通じた教員からのお知らせを確認するよう呼びかけている。
また、課外活動・自主的諸活動に関しても、BCPレベルの引き下げにより、各団体が定めたガイドラインは不要となり「感染防止対策を実施しながら通常の課外活動・自主的諸活動を実施する」としている。
本学のBCPレベルが1へ変更となるのは2021年10月28日以来8カ月ぶり、2回目となる。