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立命館の万博参画「なぜ?」 クラゲ館協賛、「教育機関として」の意義強調

■「トライアル&エラーで」

万博では、立命館の学生や教員による出展も数多く実施されてきた。今後も、「おおきに」をはじめとする課外自主活動団体がワークショップを開くほか、10月5日には立命館学園創立125周年企画として、応援団吹奏楽部・チアリーダー部、交響楽団などによるステージ「オール立命館 Try Field in EXPO」が大阪ヘルスケアパビリオンのイベント広場「リボーンステージ」で開かれる予定だ。

多くの人でにぎわうクラゲ館。手前は音で遊ぶエリア=大阪市此花区・夢洲

中野さんに出展する学生への期待を聞いた。

「トライアル・アンド・エラー(試行錯誤)かなと思う。例えばワークショップを通してどういうアプローチをするか。準備も重要だが、現場の臨機応変さが必要。成功と呼べなかったとしても、そこから得られるものは多分たくさんあると思う。何かアクションしてほしい」

「『おおきに』の各班は、これまで多くの壁にぶち当たってきた。ここに至るまで頑張って解決する中で、その壁をみんなで乗り越えながら学んできたものをどんどんブラッシュアップしてもらいたい」

本紙の取材に応じた中野さん=大阪府茨木市

今後来場する学生には「受け入れ側として立命館の学生が関わっているので、ぜひそういった姿も見てもらえるとありがたい」と期待する。

「立命館の学生が(万博の企画に)出ている際に来てもらえると、自分と同じ立場の学生が万博の舞台に立っているんだ、と刺激になると思う。別のところで活動している人たちにも、頑張ろうという気持ちになってもらえたらいいな」

(小林)

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