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秋季卒業式・大学院学位授与式を対面・オンラインで実施 参加者からは感謝の声も

2021年度秋季立命館大学卒業式・大学院学位授与式が9月23日、大阪いばらきキャンパス(OIC)で行われた。今年度は456名の学部生、124名の大学院生が卒業と修了を迎えた。また、会場キャンパスで出席できない卒業生・修了生や、家族、在校生に向けて式典の映像が同時配信された。本学は当初、家族の対面参加も可能としていたが、感染状況の悪化を受け、対面での参加は卒業生・修了生に限定された。

OICアリーナで行われた式典には仲谷善雄総長が登壇し、コロナ禍でDX(デジタルトランスフォーメーション)が進展したことに触れ「次世代の新しい社会の創造をけん引する存在となってください」とエールを送った。

式辞を述べる仲谷善雄総長

また学部生の代表として、法学部卒業生の高橋彩音さんがスピーチを行った。入学当初は不安を感じていたという学業について「教員や友人に支えられ自信をつけることができた」と振り返り、4年間所属した部活動については「(新型コロナウイルスという)壁を乗り越えたことで、多くの側面から成長することができた」と力強く語った。

卒業生代表挨拶をした高橋彩音さん

その後各学部・研究科ごとに教室へ分かれ、一人ずつ卒業・修了証書を受け取った。またキャンパス内に設置された看板の前では、証書を受け取った卒業生・修了生らが順番に記念撮影を行った。

式典後は各学部・研究科に分かれて卒業・修了証書を受け取った

演劇サークルで活動していた経営学部卒業生の岡峻輝さんは「課外活動を通していろいろな人と関わり、自分の知識や技術を培うことができた」と学生生活を振り返った。また「卒業式の空気を感じられたので、対面で出られたことは良かった」と笑顔を見せた。

アメリカンフットボール部に所属していたスポーツ健康科学部卒業生の渡辺和俊さんは「新型コロナウイルスの影響で、チーム全体で集まる機会や試合が減ってしまい、戦っていくのが難しかった」と悔しさをにじませながらも「新天地での生活が始まるので一つひとつ頑張っていきたい」と先を見据えた。対面での開催に関しては「こういった状況のなかでも、卒業式を対面で開いてくださったことに感謝したい」と語った。

学生生活で印象に残っていることとして、学園祭の運営など学友会活動を挙げた法学部卒業生の久保周平さんは「学生のうちに交友関係を広げ、今しかできないことに挑戦してほしい」と在校生にメッセージを送った。

キャンパス内にはパネルが設置され、記念撮影をする姿が見られた

式典の映像は本学ホームページに掲載されているリンクから閲覧できる。

2021年度秋季 立命館大学卒業式・大学院学位授与式の実施について

(鈴木舞・鈴木棟)

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