オープンキャンパス2026開催 模擬講義や個別相談などで魅力発信
本学3キャンパスで8月1日と2日、オープンキャンパスが開催された。来場者数は34,883人を数えた。衣笠キャンパスでは模擬講義、個別相談のほかに能楽部らによるパフォーマンスも披露された。
■学生企画 学生目線で語る大学生活の面白さ
「学生生活紹介~気になる?先輩のキャンパスライフ~」と題し以学館で行われた学生企画では121人が来場し、来場者は在学生が語る大学生活の話を聞き楽しんだ。
講演した入試広報学生スタッフの橋本悠生(ゆうき)さん(文4)は大学生活で何を学べたのか、サークルやバイトへの取り組み方について説明した。「大学生活とは何なのか。想像しにくいであろう生の声を届けることができたのでは」と語る。
1回生から学生スタッフに参加している橋本さん。入った理由は「サークルへの参加に出遅れたから」と話す。ほかに入れる課外活動を探していた際に見つけたのが学生スタッフだったという。自身の経験をもとに大学生活について語った。
橋本さんは講演の中で「時間割の話をした時のリアクションが特に良かった」と話す。1限に間に合うにはいつまでに起きなければいけないのかなどを題材に話したところ、表情で「大変そう」「驚いた」などのリアクションがあったり、相づちを打ってもらえたりしたところに手応えを感じたという。
また、今年度からQRコードを用いて来場者の質問にリアルタイムで答える試みも始まった。QRコードならスマホなど電子機器で読み込めるため、手軽に質問できるという算段だ。
学生スタッフらは何度も打ち合わせを行い、スライドを作成し本番に備えた。橋本さんは「たくさんの人に来場していただいた。頑張って良かったと感じるし、無事に終わったことが何よりだ」と振り返った。

■個別相談 学生・教職員が疑問に答える
以学館では、各学部の学生・教職員らが疑問に答える個別相談も行われた。それぞれのブースで、学部の学び、就職、資格取得など幅広い質問を受け付けた。
質問内容をアンケートに記入すると、最適なブースに案内してもらえる。訪れていた高校3年生は「社会学に興味があり、産業社会学部を目指している。入試について聞きたい」と話した。

学生スタッフの松林佑さん(国関4)は「私たちだからこそ、高校の進路相談やインターネットの情報からでは得られない(学生の)生の声を提供できる」と個別相談の魅力を語った。
■模擬講義 新設のデザイン・アート学部も
今年度から始動したデザイン・アート学部もオープンキャンパスに臨んだ。充光館で飯沼洋子准教授による模擬講義が行われ、参加目的で集まった来場者の列ができていた。
同講義は、芸術家マウリツィオ・カテランの作品であるバナナを銀色の粘着テープで壁に貼ったアート「コメディアン」をモチーフとしたもの。同作品になぞらえ、参加者は配布された「DA(デザイン・アート)」のシールが貼られたニンジンを、思い思いの場所に配置するワークショップを行い、発想力を働かせて課題に取り組んだ。


参加した高校3年生は「インタラクティブな授業で面白かった。もともと進学を考えていたが、より目指したくなった」と意欲を見せた。
飯沼准教授は、「この模擬講義の目的は、参加者の美的感性、発想力を豊かにすることにある。本学部で学ぶことによって、そうした環境で物事を多角的に捉える力を養い、当たり前とされている物事を問い直し、当たり前の『日常』を疑う、ということを身につけてほしい」と語った。

(国島、松山、鳥居、安田、宮本)
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