学生自治における学部生の代表を決める自治委員選挙が、今年はオンラインで行われることとなった。投票は「RISING-FDC」という大学がアンケートを管理する際に使用するWebサイトで実施される。学生はRAINBOW IDを入力した後、ボタン操作のみで投票が可能となる。
候補者の立候補は10月12日より開始、投票期間は11月9日から13日までで、結果の公示は11月30日となる予定だ。選挙管理委員長の井上雅貴さん(法3)は、学生に向けて「学生自治への参加のハードルを下げられるように努めたい」と語った。
副委員長の大野新さん(文3)は「電子投票になることで無効票が発生しにくい形となり、より学生の意見が反映されるのでは」と電子選挙のメリットを語る。また、過年度の投票率は、2018年度が33.9%、2019年度が27.8%と年々減少傾向にあるが、今回の電子選挙では、どの学生でも気軽に投票できることから投票率の改善が期待される。
新型コロナウイルスの感染防止のため、初めて行われることになった電子選挙だが、電子選挙そのものの構想は、約2年前からあった。副委員長の藤本和希さん(心理3)は「今の状況がチャンスとなって、実現できるようになったことは嬉しい」と述べた。(堀ノ内)