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【社説】誰もが満足できる秋学期に

本学は秋学期の授業形態の方針を、主に対面授業とWeb授業を併用することに決定した。一部対面授業再開という形で、春学期とは異なった新しい日常が始まろうとしている。
しかし、すべて学生が併用を望んでいるわけではない。本紙が8月に行った調査では、秋学期に最も希望する授業形態を「全面対面」「対面とWebの併用」「全面Web」で尋ねたところ、回答はそれぞれ全体の約3分の1ずつであった。また、それぞれの授業形態に対する学生の受容度も6割ずつと一定数の拒否感もあった。これらを踏まえた時、大学と学生に求められる行動とは何か。それは大学と学生の双方が秋学期への満足度を高める働きかけをすることである。
自分が望む形式でないことに不満を述べたり、大学側の対応を批判したりしても前には進まない。すでに決まったことをいかに良くしていくかに注力するべきだ。少しでも大学側に改善を求めるならば、学生が学部事務室や担当教員に知らせる勇気を持つことだ。慣れない授業形態で大学側も学生の声を必要としているはずだ。
大学側としては、春学期に指摘されたWeb授業の反省点を改善することで、学生が混乱しないような授業にすることが可能である。教員にはレジュメ提供だけの授業をなくしたり、学生へのフィードバックを増やしたりすることが求められる。
また、さまざまな事情により対面授業に参加できない学生が、成績上不利益を被ることがないように考慮するべきだ。もちろん、初めてキャンパスに通うこととなる1回生への配慮も忘れてはならない。
秋学期を大学、学生双方の力や意見によってより良いものに、より満足のいくものにすることが強く求められる。学生は自らの意見を積極的に伝え、大学側はそれを取り入れてほしい。

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