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「パレスチナの現状知って」 衣笠東門前でスタンディング

パレスチナ自治区ガザでイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が始まって2年となる7日、ガザで続く爆撃や人道危機の現状を訴えるスタンディングが、本学衣笠キャンパスの東門前であった。本学の学生有志「立命館大学パレスチナ連帯アクション」が企画し、学生や市民約20人が集まった。

スタンディングに参加した、パレスチナ人で大学院生のミゲル・リチマウイさん(国際関係研究科D1)は、「立命館は(ロシアによる)ウクライナ侵略では声明を出したのに、パレスチナについてはずっと沈黙している」と嘆く。スピーチでは「想像してほしい。家が爆撃でなくなり、大学が攻撃され、悲鳴が響くことを」と通行人に語り掛けた。

横断幕を掲げる参加者=7日、京都市北区

立命館大学パレスチナ連帯アクションの松尾菜生(なお)さん(国際関係研究科M1)は「今回の大規模な虐殺以降、何か行動したいと思い、夏休みの頃から計画していた。ビラを受け取らず目をそらす人たちの姿に、日本社会の現状が表れている」と話した。

通行人に向けてスピーチをする松尾さん(中央)=7日、京都市北区

「私たちはパレスチナの現状を想像しなくても生きていける。でも、パレスチナの現状を見てほしい。そして考えて、声を上げてほしい」と松尾さんは訴えた。

プラカードや旗を持つ参加者=7日、京都市北区

(小牧)

おわびと訂正=11月21日10月17日【ウェブ記事】「『パレスチナの現状知って』 衣笠東門前でスタンディング」の記事で、ミゲル・リチマウイさんの回生について「国際...

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