本学の客員教授を務める三笠宮家の彬子さまは18日、記念式典に出席し、「京都で学ぶ 京都に学ぶ」をテーマに講演された。
講演する彬子さま(学校法人立命館提供)彬子さまは英オックスフォード大への留学から帰国後、本学の衣笠総合研究機構で客員研究員を務めた。
現在は京都で生活しながら、若者に日本文化に触れる機会を提供する団体で総裁として活動している。
伝統文化を残すことが難しくなる中、彬子さまは「文化がなくなることを恐れないことも必要ではないかと思います」と話す。
「伝統とは残すものではなく、残るものであろうかと思います。今できることは、日本文化が残るための未来を私たちの力でつくっていくことではないでしょうか」と参加者に提起した。
彬子さまは講演の結びに、学生に向けて「立命館の周りにはさまざまな文化が自然と息づいており、それを学ぶ環境が整っています。立命館で学ぶ多くの学生の皆さんが、京都の文化の担い手として羽ばたいてくださることを願っています」と話した。
スライドを用いながら話す彬子さま=18日、京都市左京区(小林)
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