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就活の早期化「深刻」 26卒始動 就活ルール形骸化

■自己成長の機会に

「早期化を感じる場面はある」と、キャリアオフィスの舩尾(ふなお)優一さんは話す。3回生が個別相談を利用する時期は、近年早期傾向にあり、低回生支援企画のインターンシップ関連企画や、就活準備企画の参加者が増えているという。

キャリアオフィスの青柳さん(右)と舩尾さん(左)

「インターンに行くこと自体が目的になっている学生がいる」と話す舩尾さん。部活動や留学などで自己理解を深めるのも良いと説明し、「何のために行くのか、目的意識を持って臨んでほしい」と呼び掛ける。

また、キャリアオフィスの青柳祐(たすく)課長は、採用面接について「就活は学生時代の貴重な時間を使う」とした上で「自己分析・企業分析して、自分が興味を持っているところに行き、自己成長の機会にしてほしい」と呼び掛ける。

■進路目標実現へ支援策

学生の進路目標実現のため、キャリアセンターではさまざまな取り組みを行っている。

キャリアセンターの公式サイトやmanaba(マナバ)、立命館就職支援ウェブシステム「キャリタスUC」を用いたメール、LINE(ライン)など、さまざまな手段で情報提供を実施。進路・就職ガイダンスなどの就活準備や本選考に向けた動き方などを伝える企画も開催している。

キャリアセンターの公式サイト(https://www.ritsumei.ac.jp/career/)

また、個別相談も受け付けている。1回30分で1日最大7枠。事前予約制で、公式サイトから相談前日の午後1時まで申し込み可能。

青柳課長は「一人一人の夢、目標を叶えるため、どんな努力もしていきたい」と意気込む。「困ったこと、疑問点が少しでもあれば、気軽にキャリアセンターを使ってほしい」と呼び掛けた。

(小林)

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