今月25日に行われたプロ野球ドラフト会議で、本学の辰己涼介選手(産4)の交渉権を獲得した東北楽天ゴールデンイーグルスの関係者らが10月26日、立命館大学衣笠キャンパスへ指名挨拶に訪れた。
指名挨拶へは、取締役ゼネラルマネージャーの石井一久氏、スカウト部長の長島哲郎氏、担当スカウトの愛敬尚史氏の3氏。
石井氏は、交渉権をかけたくじ引きでガッツポーズしたことに触れ「最近肩より上に手を挙げたことがなかったので、まだ肩があがるのかと驚いた」と冗談を交えるなど、指名挨拶は終始和やかな雰囲気だった。
楽天イーグルスは「辰己は、プロの中でもトップクラスの足と肩を持っており、守備力を高く評価している。バッティングでは、バットコンタクトが上手く、パワーも兼ね備えているのでただヒットを打つだけのバッターではなく、色々なことができる選手だと思う」と評価している。
辰己は、「田中和基選手、島内選手など楽天の外野手には走攻守の三拍子揃った選手が多い。そこを目指してやっていきたい」と、プロでの決意を新たにした。(森島)