7月22日に台湾で行われた世界女子相撲選手権にて、本学相撲部の今日和さん(国関3)が無差別級で準優勝を果たした。
今さんは「自分には出来過ぎていると思うが、あと少しだったので優勝したかった」と悔しさをにじませたが「初のシニアの世界大会でこの結果だったので、来年は優勝をしたい」と力強く語った。
取組については「全体的には自分らしい相撲が取れたが、決勝戦の相手のロシアの選手は身長が高いので廻しを簡単に取られた。相撲部の男子より背が高いので、感覚が掴めなかった」と振り返った。一般的に相撲は腰が低い方が有利と言われているが、外国人選手にはそういったセオリーは通用しないという。
今さんの取り口は基本的には押し相撲だが、廻しを取っての四つ相撲もできるオールマイティーさが強み。来年は4回生となり、大学生ラストイヤー。学生としての競技人生の千秋楽を白星で飾ってほしい。(石井)