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【防災特集2021】 新たな防災対策を発信 防災フロンティア研究センター

災害大国である日本では、誰もが自然災害に巻き込まれる可能性がある。多発する自然災害に対して、我々大学生はどのように備え、向き合えば良いのだろうか。昨今の防災事情や防災の在り方について、4回に渡って特集する。

第2回では、本学の研究施設である防災フロンティア研究センターについて取り上げる。

2010年に設立された本学の防災フロンティア研究センターは、実効性のある防災対策を積極的に社会へ向け提案する研究組織である。減災の考え方が注目されていることを踏まえ、ハード・ソフトの各面から防災研究を行っている。また教員同士が学部の枠を越えて連携することで、新たな形の防災研究における中心となることを目指しているという。

同センターの特徴は、異分野融合の研究チームにより研究が行われている点だ。里深教授は「異なる研究分野である自然科学と社会工学の両方がなければ、従来の研究とは一線を画するハード・ソフト両面が関わる研究はうまく進まないのではないか」と語る。

従来の防災研究は、自然現象のメカニズムを解明し、堤防の建設や建物の耐震化といったハード対策に焦点を当てるものが一般的であったという。しかし同センターでは、避難やハザードマップなどといったソフト対策に関する研究も幅広く行われている。

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