関西学生アメリカンフットボールDiv.1、立命館大対関西学院大のリーグ優勝決定戦が14日にヤンマースタジアム長居(大阪市東住吉区)で行われ、本学は25対28で関学大に敗北を喫した。
2本のタッチダウン(TD)を関学大に許して3対14と追いかける展開で迎えた第2クオーター(Q)終盤、QB野沢研(スポ健4)がエンドゾーン手前への30ヤードのロングパスを成功させ反撃の狼煙となるTDをもぎ取ると、続く第3クオーター終盤には主将のRB平浩希(経営4)が気合のランプレーでエンドゾーンに飛び込み、18対14と逆転に成功する。
逃げ切りたい本学であったが、第4Q序盤に相手RBに30ヤードのランでTDを決められ再び逆転されると、中盤にも相手RBがランプレーでエンドゾーンにボールを運び、18対28と関学大に突き放される。
その後、TDを一本返すも反撃及ばず、試合は25対28で敗れた。
試合を終えて古橋由一郎監督は「3点差以上に底力の差があると思う。底力が関学の方が強い」と語り、選手に向けては「もうちょっと必死さというか、がめつさというか、練習は元気にやっているがその所がまだまだ」と話した。古橋監督は最後に「これで終わりじゃない。来週からもう一回(全日本で)戦える。リベンジしたい」と闘志を燃やした。
リーグ戦を2位で終えた本学は、20日から甲子園ボウルへとつながる全日本大学選手権に挑む。