11月19日に開催される衣笠祭典では午後2時30分から中央ステージにてお笑いステージが開催される。出演はお笑い芸人のアイデンティティ、ウエストランド、キュウの3組。当日は3組による漫才ステージ、事前にSNSで募集した質問に出演者が回答するトークコーナー、そしてサインが当たる抽選会などが予定されている。なお、入場制限は撤廃されており、2000人程度の収容を見込むことができるという。
アイデンティティは株式会社太田プロダクションに所属しており2004年にコンビで活動を開始。2017・2018年度の太田プロライブ「月笑」を連覇するほか、人気声優のものまねで漫才・コントにとどまらない幅広い活躍を見せている。
アイデンティティウエストランド、キュウは２組共に株式会社タイタン所属。ウエストランドは2008年に中学校の同級生により結成されたお笑いコンビ。毒舌漫才がブレイクし、そのスタイルを武器に昨年、漫才日本一を決める大会「M-1グランプリ2022」で優勝を果たす。キュウは2014年に一度解散後、2015年に再結成。独特な掛け合いの漫才で「M-1グランプリ2022」でファイナリストとなる。また、今年10月から2人の地元である愛知県にて初の冠ラジオ番組「キュウ空想の間」（株式会社CBCラジオ）が放送されている。
キュウ学園祭実行委員会は「例年有名人を呼ぶ企画を行っているが、芸能界等に詳しくなくても楽しめるようにお笑い芸人を選定した。また、３組共に漫才を中心に活躍しているためお笑いに詳しくない人でも当日楽しむことができると思う」と述べた。
ウエストランド
また、12月10日に開催されるＢＫＣ祭典では午後2時からセントラルステージにて音楽ステージが開催され、ベリーグッドマンによるライブが予定されている。なお、入場制限は設けられない予定。
ベリーグッドマンは2013年に結成された大阪出身の3人組ボーカルグループ。2023年8月には結成10周年記念ベストアルバム「ＧＯＯＤ ＧＯＯＤ ＧＯＯＤ」をリリースしている。
前向きな歌詞やポップなメロディを特徴としており、若者を中心に広く支持を集めている。また、2023年には「阪神甲子園球場100周年記念事業アンバサダー（アーティスト）」に任命され、11月には念願であった阪神甲子園球場（西宮市）でワンマンライブを開催するなど関西圏を中心に精力的に活動している。
ベリーグッドマン学園祭実行委員会はステージについて「当日はベリーグッドマンの進行により、盛り上げるためのパフォーマンスが予定されている。観客とアーティストが一体となるステージになると思う」と期待を寄せた。
(大池、森島)
