ニュース

学園祭開幕 「BKC祭典」11年ぶりトップバッター飾る

■団体企画 多様な企画で盛り上げる

コラーニングハウスⅡ1階では、草津天文研究会(くさてん)がプラネタリウム上映を行い、来場者はドームに映し出される星空を楽しんだ。同団体代表の安藤晴仁さん(薬3)は「日常で見える星というものはとても限られている。山奥でしか見れないような星空を気軽に見ることができるのが、1番の魅力」と語った。

手作りのプラネタリウム会場の中に星々が映し出された

同じく1階では、ロボット技術研究会(RRST)がロボットの操縦体験を行った。副会長の田代航介さん(理工3)は「実際にロボットに触れ、操縦することでロボットの楽しさに気付いてほしい」と話した。中台奨馬さん(理工3)は「一つのロボットを作るのに約100から150時間掛かる。人によってゆっくり作る人もいれば、早い人もいて個性が出て面白い」と笑顔で答えた。

ロボットを操縦し、お菓子をつかむ体験が行われ、子どもから大人まで楽しんだ
さまざまなロボット

(今井、吉江)

■模擬店・フリマ 学生の工夫が光る一日

模擬店やフリマでは合わせて66店舗が出店し、多くの客でにぎわった。コーヒーを販売していた立命館珈琲研究会RCS.BKCも大盛況だった。上島大馳さん(生命3)は「部員にもそれぞれ味の好みはあるが、どの世代でも飲みやすいようにレシピを話し合って考えた」と話した。

立命館珈琲研究会RCS.BKCのブース

フリーマーケットスペースの一角では、Süß(ズュース)がハンドメイド作品を販売した。主に編み物を中心とした髪飾りや雑貨で、子どもから大人までの女性客を引き付けていた。出店していたのは、ハンドメイド好きの4回生の友人グループ。長谷川ららさん(理工4)は「自分が作ったものを他の人が買ってくれるのは初めての経験で、とてもうれしい」とほほ笑みながら話した。

商品を手に取る客とそれを紹介する長谷川さん(左から1人目)

(樋熊、室山)

■リツブラと「はい、ポーズ!」 撮影会にぎわう

プリズムハウス1階では、学園祭公式キャラクターのリッツ・ブラザーズ(リツブラ)との写真会が行われた。リツブラは衣笠キャンパス担当のケビン、BKC担当のビリー、そしてOIC担当のオスカーの3兄弟。写真会では参加者先着900人に、ビリーのイラストが印刷されたオリジナルステッカーが配布された。

来場者に手を振るビリー

会場ではリツブラを一目見ようと多くの人が列に並んだ。祭典ごとに異なるコンセプトのフォトスポットも特徴で、BKC祭典では月面探査をイメージした装飾の中で撮影ができた。

ビリーは「ビリーだぜ! 今日は待ちに待ったBKC祭典! たくさんの人に来てもらってうれしいぜ!」とBKC祭典が無事開催できたことに感謝を述べた。

(今井)

■会場巡りシール・スタンプ集める ラリー企画開催

リツブラ写真会・団体企画・ゲーム企画を巡って、参加者がシールとスタンプを集める「ラリー・ゲーム企画」は子連れやお年寄りなどでにぎわった。シールとスタンプを6個以上集めるとオリジナルグッズが贈られ、抽選会に参加できた。

リンクスクエアに設けられた選会の会場

グッズの作成を担当した疋田(ひきた)匠さん(理工3)は、グッズを作成する際には、「どんな人でも使える」ことを意識したという。

参加者は笑顔で抽選器を回した

(星野)

アイフル、統合報告書を配布

企業ブース企画では、消費者金融大手のアイフル(京都市下京区)が学生やその保護者を中心に統合報告書を配布・説明した。報告書の配布も含めて社に対する理解・周知を目的としている。

今回配布している統合報告書は、アイフルでは初めて作成されたものだという。一般的には外注するものの、アイフルのデザインチームとIR部門が協力して作成した。今までも投稿サイト「note」などで配布してきたが、より周知を進める目的で参加したという。

芦刈さん(右端)ら担当者からアイフルの活動について説明を受ける参加者

「ご縁があって」。そう語るのはIRを担当する芦刈健太さん。草津市にあるアイフルの拠点には、多くの本学学生がアルバイトとして働いているという。そして今回、BKC祭典で企業ブース企画を募集していることを知って参加を決めた。

芦刈さんは「バイトしている学生も来てくれた。就職の際など何かの形で関われたらうれしい」と笑顔を見せた。

(真田、堀ノ内)

協力してイベントを GICの役割を体現

今年8月にプレオープンしたグラスルーツイノベーションセンター(GIC)では、GICのことを知ってもらうことを目指しと四つの企画が開催され、GICが今後果たすべき役割や活用の方法を紹介した。

開催された企画は、①GICと立命館を知ってもらう展②GICの未来に触れるブース③夢宣言所④テックつくるラボ。来場者は企画を通して本学の歴史を知るとともに、思い思いに自身の目標や夢を短冊に書き表した。

夢宣言所の壁一面を夢の短冊が埋め尽くした

企画責任者の壷坂悠真さん(経済2)は「初めてのイベントの上、起業家さんや専門の方などの協力を仰がなければできなかった。メンバーがこだわりを持って行ったことが来場者の方々に伝わってうれしかった」と語った。また「GICはさまざまな交流のハブとなる所。学生は無料で使えるので気軽に使ってもらいたい」と期待を寄せた。

(真田、堀ノ内)

1 2 3

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。