文化・芸術

よみがえる二条城本丸御殿 修理終え18年ぶりの公開

世界遺産である元離宮二条城(京都市中京区)。その本丸御殿は保存修理工事が終わり、9月1日に18年ぶりの一般公開が開始された。

江戸時代の宮家の御殿の中でもとりわけ規模が大きい(京都市元離宮二条城事務所提供)

本丸御殿は、明治天皇の命によって1894年に桂宮家の御殿の主要部を移築したもの。大正天皇や明治天皇などの宿泊所として利用された。畳の上のじゅうたんや衣桁(いこう)型シャンデリアなどの洋風で近代的な設備が特徴であり、重要文化財にも指定されている。

阪神・淡路大震災で建物のゆがみなどの被害を受けた本丸御殿。耐震補強工事と障壁画の修理が行われた。2023年度末に工事は終了し公開となった。

本丸御殿の観覧料は千円。二条城は「京都市キャンパス文化パートナーズ制度」に参画しており、対象の大学生はKYO-DENT会員証と学生証の提示で入城料が100円(二の丸御殿、 本丸御殿の観覧料無料)となる。

観覧はその魅力をじっくり感じられるように少人数観覧となっており、事前予約・時間指定制。チケットは公式サイトから購入可能だ。(稲垣、眞田、今井)

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。