11月25日、関西学生アメリカンフットボールDiv.1の最終節である立命館大対京都大が万博記念競技場(吹田市)にて行われた。負ければ優勝の可能性が消滅するという試合だったが45-27で快勝し、優勝への望みが残った。
第1クオーターにランプレーで簑部雄望(スポ健1)が先制のTD。その後もオフェンスが京都大を相手に圧倒し、連続で5TDを決め、この試合の主導権を握った。
後半は京都大に反撃されるも主導権を譲らず、快勝で秋季リーグを終えた。
明日の関学大対関西大で関西大が勝利すると関学大、関西大、立命館大の3校が同率優勝となり、抽選で甲子園ボウルへとつながる全日本大学アメリカンフットボール選手権の準決勝へ進出する大学が決まる。
今年度、主将を務めたTEの山下憂(国関4)はシーズンを通して「PACK OF PANTHERS(一つの豹の群れ)というスローガンを体現できた。すごく成長した1年だった」と自身を振り返った。優勝が決まる明日の関学大対関西大の試合にはチーム全員で訪れるといい「他力にはなるが関西大に勝ってほしい」と思いを話した。
QBの庭山大空(経済4)は下級生の成長でなかなか出場機会に恵まれなかった今シーズンを振り返り「当初は試合に出られないことが悔しく、心が折れそうになったが、試合に出たときに結果を出すことを意識した」と話した。(井上、鈴木棟)