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BKC祭典開催 立命館大学学園祭2021締めくくる

12月12日、本年度学園祭の締めくくりとなるBKC祭典がびわこ・くさつキャンパス(BKC)にて開催された。寒空のもと、多くの参加者が祭典に足を運んだ。

多くの参加者が模擬店などを巡った

広大なキャンパスの各所に設置されたステージからは、バンド演奏や歌声が響いた。正午をすぎ、熱気を増すBKC祭典のセントラルステージには立命館大学カラーガードサークル LUSTERが登場。カラフルなフラッグと専用のライフルを用いた巧みなパフォーマンスに、会場は魅了された。メンバーの馬場信綱さん(理工3)は、パフォーマンスを終えて「僕たちのサークルは3キャンパスの学園祭に出演させていただいた。今回のBKC祭典が学園祭最後のパフォーマンスなので、部員が一丸となって気合いの入ったパフォーマンスができた」と笑顔を見せた。

カラフルなフラッグがステージ上ではためいた

またBKC ROCK FESTIVALでは、5つのバンド団体が多様な演奏で会場を盛り上げた。BUMP OF CHICKENのコピーバンドBirthday Partyのボーカルを務めた内木(ないき)正太さん(情理3)は「観客が多くてうれしかった。緊張したが、気持ちよく演奏ができ、とても楽しかった」とステージでの披露を喜んだ。そして「自分の気持ちが見てくださっている人にも伝わるように歌った」といい「またステージに出演したい」と来年度の学園祭に期待を寄せた。

ビーイングステージでは歌唱力に自信のある本学学生が参加する歌自慢大会が催された。大会では5人の出場者が歌声を披露。なかにはアカペラで挑戦した出場者もおり、思い思いの選曲とスタイルで観客を沸かせた。観客の投票により優勝者は矢野佑奈さん(心理4)に決定。出演後、大会の感想を尋ねると「アコースティックギターサークルで普段から音楽に触れてきた。4年間の締めくくりとして応募した。リハーサルで他の出場者の歌声に圧倒されていたので、結果発表で名前が呼ばれた時には『まさか自分が』と驚いた」と喜びを語った。

ビーイングステージで歌を披露した矢野さん

キャンパス全体に44の店舗が連なる模擬店企画には多くの人が足を止めた。立命館大学料理サークル meRciが出店した「おいしー! ヘルシー? meRci!!!」には長蛇の列ができ、にぎわいを見せていた。部員たちが自ら調理を行い、フランスパンにトマトソースを絡めたチキンとチーズをのせた料理を販売した。店長を務めた縄田颯士さん(食マネ2)は「(試作品の中で)自分たちが試食して一番おいしかったので、この商品を出すことに決めた。学園祭の楽しい雰囲気のなか、サークルのみんなで模擬店ができてうれしい」と語った。

調理服に身を包み調理する部員たち

フリーマーケットには4つの団体が出店。食マネジメント学部金井ゼミのゼミ生が企画した「手作りキャンドルTOMOSHIBI」では、テーブルに色鮮やかなキャンドルが並んだ。代表の山本花菜さん(食マネ3)は「コロナ禍で家にこもる時間が増えたなかで皆さんの心に灯をともしたいと考え、企画を計画した」と語った。

色鮮やかな手作りキャンドルが並べられた

コラーニングハウスⅡでは奇術研究会マジックプレイヤーズによるトランプを使ったマジックの披露が行われた。代表の桂祐貴さん(理工3)は「マジックは観客がいるからこそショーができるが、コロナ禍ではオンラインの披露はあっても対面で見せることができなかった。新入生たちに対面で演技力を磨いて欲しいという思いから今回出展した」と意気込んだ。来場者の田中みのりさん(政策2)、坂中香織さん(経営2)は「パンフレットを見て来た。見たマジックは思ったより本格的でタネがわからなかった」と感想を述べた。

参加者の前でトランプを用いたマジックを披露した

愛媛県から来たBKCに所属する学生の保護者は「コロナ禍でオープンキャンパスに行くことができなかったので、大学を見に来れてよかった。学園祭は色んなところで企画が実施されており、楽しい」と、にこやかに語った。

エンディング企画は「no border」というテーマのもと、3団体がパフォーマンスを行った。
チアダンスサークルBLENDERSは、グループごとにジャンルの異なるダンスを披露し会場を盛り上げた。ストリートダンスサークルR.D.C.は、ダイナミックで息の合ったダンスを繰り広げた。よさこいサークル京都チーム「櫻嵐洛(さらら)」は、2020年度作品「煌夜/カグヤ」と2019年度作品「新魂/アラタ」の2つの演舞を披露した。「新魂/アラタ」は現4回生によって披露され、4回生は有終の美を飾った。企画後、エンディングムービーが終わると自然と会場は拍手に包まれ、BKC祭典は幕を閉じた。

学園祭の最後を彩った花火

学園祭実行委員長の鈴木輝さん(産社4)はBKC祭典について「いちばん学園祭らしい雰囲気が出ていたと思う。衣笠、OICとやってきたが、参加者も他の2つに比べて多く、2年前の学園祭に最も近い状態だったと感じる」と語った。また「キャンパスの立地を生かし、大きな音を使った迫力のある祭典になった」と、BKCならではの魅力についても言及。

3キャンパスで行われた本年度の学園祭について「衣笠祭典とOIC祭典で新型コロナウイルスによるクラスターの発生は現時点で確認されていない。感染対策を行いながら学園祭を開催することができ、成功と言えるのではないか」と振り返った。

 

 

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