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パンサーズが学生日本一 9年ぶりに甲子園ボウル制す

アメリカンフットボールの大学日本一を決める全日本大学選手権決勝「三菱電機杯 第79回毎日甲子園ボウル」が12月15日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われた。9年ぶり10度目の出場を果たした本学アメリカンフットボール部「PANTHERS(パンサーズ)」が、法政大を45―35で破り優勝した。優勝は2015年以来、9年ぶり、9度目。

試合後、記念写真に納まる選手ら=15日、兵庫県西宮市

年間最優秀選手(ミルズ杯)と甲子園ボウル最優秀選手(MVP)には、山嵜大央(やまざきだいち、経済4)が選ばれた。

トロフィーを高く掲げる主将・山嵜=15日、兵庫県西宮市

高橋健太郎監督が日本最高のランニングバックユニットと称賛するRB山嵜とRB蓑部雄望(スポ健2)がこの試合でも、主導権を握った。

第1クオーターの1プレー目から山嵜がランプレーで独走のTDを決めた。さらにQB竹田剛(経済3)からWR木下亮介(経営3)へのパスが通り、TD。その後も得点を重ね前半を31-21と10点差で終えた。

華麗なランプレーを見せた山嵜(中央)=15日、兵庫県西宮市

第4クオーターで法政大、廣瀬太陽にTDランを決められ、3点差まで追い上げられる。しかし終盤に、WR仙石大(情理3)が30ヤードを走るTDランを決め、試合を決定づけた。

パンサーズは第4クオーターで攻め上がった=15日、兵庫県西宮市

試合後、主将・山嵜は「とにかくうれしいという言葉しかでてこない。全員でつかんだ勝ちだと思う」と振り返った。「来年は今年以上に苦しい1年になると思うが頑張ってほしい」と後輩への期待を込めた。

高橋監督は「選手としての日本一もうれしかったが、監督としての日本一も人生で記憶に残る瞬間だった」と感慨深げに話した。高橋監督は同部OB。監督に就任して1年で日本一へと導いた。

多くの観客が集まり、客席をえんじ色に染めた=15日、兵庫県西宮市

QB竹田は「辛くて、長くて苦しい一年だったが、試合は楽しかった。来年は誰が見ても日本一のQBだと思われる選手に成長したい」と今後を見据えている。

(井上、小林、八木)

 

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