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本学ホッケー部 15年ぶり男女で全国優勝

11月3日、全日本学生ホッケー選手権の決勝戦が大井ホッケー競技場サウスピッチ(東京都大田区)で行われ、本学男子ホッケー部・女子ホッケー部が共に全国優勝を果たした。
男子の優勝は6年ぶり7回目、女子は3年ぶり5回目となり、男女同時優勝は2005年以来15年ぶりのこととなる。
本大会は学生ホッケーの最高峰を決める大会。今年は新型コロナウイルスの影響で出場校が絞られ、前年度ベスト4校と地域予選で勝ち抜いた各地域の代表8校、計12校でトーナメントが組まれた。

先制点を決めた為国

男子決勝戦では、本学が天理大を1対1(SO5対4)で破った。試合では第2クオーター(Q)にゴール前でパスを受けたフォワードの為国龍次(経営3)が先制点をあげる。しかし第4Q、試合終了の約2分前に天理大にゴールを決められ、試合はシュートアウト戦にもつれる展開となった。シュートアウト戦では5人の選手全員が確実に得点を決め、本学が勝利を遂げた。為国は「フォワードという立場で先制点を取れて、チームにとって勢いづく得点になりうれしかった」と当時の心境を語る。また「今年のチームは守備に力を入れていて、得点を取ってしっかり守るという意識で練習を行っていたが、大会ではその成果が発揮できたと感じる」と試合全体を振り返った。
新型コロナウイルスの影響で一時は制限されていた練習だが、活動が再開したのは6月半ば。主将の青山将也(経営4)は半年間を振り返りながら「コロナで低下していたチームのモチベーションに対し、練習で工夫してきたことが今回の結果につながった。素直にうれしいし報われてよかった」と語った。

優勝が決まり喜びを分かち合う選手たち

女子決勝戦では、前年度に優勝した山梨学院大と対戦。試合は両チームの力が拮抗するゲームとなり、0対0のまま終了した。男子と同じくシュートアウト戦に持ち越すと、本学はゴールキーパーをシュートアウト戦を得意とする西垣りの(スポ健2)に変更した。本学1人目の佐々木杏(政策1)は、打ったボールを一度キーパーに弾かれるが落ち着いて決め直す。その後は西垣の連続セーブもあり、シュートアウト戦を3対1で制して見事優勝を果たした。
主将の柴田佳歩(スポ健4)はチームのこれまでと結果を振り返り「コロナの影響で学生日本一を決める大会は今回だけとなり、チームのかける思いも強かった。結果として日本一になれたことはチーム全員素直に喜んでいる。キャプテンとしては、4回生を中心に作ってきた練習メニューの成果が結果となってうれしい」と語った。(堀ノ内)

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