本学学友会の常任委員会役員を決める「2023年度常任委員会役員選挙」が昨年11月27日と12月19日に行われた。学友会は本学の全学部生が加盟する日本最大の学生自治組織。「想いをカタチに」を理念に、学生生活の発展・向上、それらを通じた学園や社会の発展に寄与するべく活動している。常任委員会は学友会の最高議決機関である中央委員会を統括し、学友会を代表して会務を担う。
投票により常任委員長には吉田龍太さん(文4)、常任副委員長には鈴木棟登さん(法4)、田中颯さん(生命4)、事務局長には凌亜里さん(映像4)、学園振興委員長には桑原大空(ひろたか)さん(理工4)が選ばれた。
常任委員長 吉田龍太さん
常任委員長は学友会の代表。吉田さんは昨年度学園振興委員長を務めた経験から「2年目の常任役員だからこそ見えることは多分にある」とした。また本年度の業務のほとんどはこれまでの活動を整理する「組み上げ」だとし「本年度をコロナ禍以降の集大成としてまとめた上で、安定的な活動と還元の礎となる年にしたい」と中長期的な視点から抱負を語った。
常任副委員長 鈴木棟登さん、田中颯さん
常任副委員長は常任委員長を補佐する。鈴木さんは「この役職は規約で職務が厳密に定められていない分、柔軟な対応ができる。自分にしかできないことをやっていきたい」とし、田中さんは「この一年で安定した基盤を作っていきたい。自らの学友会での経験を活かし、常任委員会内での存在意義を示していきたい」とそれぞれ抱負を述べた。
事務局長 凌亜里さん
事務局長は学友会の事務・実務機関である中央事務局をまとめる。同局では昨年度にグローバル化推進室、戦略企画室が新設された。凌さんは「変化に対応しながらも、学友会の土台を再度固め直し、サポートを充実させていきたい。学生がより良い活動をできる学友会にしたい」と話した。
学園振興委員長 桑原大空さん
学園振興委員長は学友会の政策立案を行う学園振興委員会の統括をはじめ、要求実現運動を主に担う。桑原さんは「学園振興委員長として、学生の皆さんの声をもとに要求実現運動の高度化を目指す。現在と将来の2つの軸から大学と積極的な議論を行い、学友会を導いていきたい」とした。
新入生へメッセージ
新入生に対し吉田さんは「学友会活動は責任が伴うこともある。しかしそういった活動や、他学部の人たちとの出会いは自己の成長へつながる。ぜひ学友会活動にも参画してほしい」とメッセージを送った。(稲垣)